身の上話

身の上に起こった、嘘のような本当の話。タイトルは佐藤正午作品から。

苦痛がなくなって欲しいというのは贅沢な悩みだろうか。

 毎日、同じような話で申し訳ないが、起きたときには身体が動かない苦しさで疲れ果てている。力が入らないというのなら力を入れようと思えるだけ良いのだが、見えない糸で縛られているガリバーのような感じだ。

 今日も、それから解放されたのは正午過ぎ。夜も苦しんで眠れず、今日こそはリフレッシュするぞと思い体調が悪いのに清水の舞台から飛び降りる思いで渋谷に行く。

 渋谷に行くのには、喫茶店に本を読みに行く以外に、母に持たせている3G携帯電話が不調になったので機種変更をしようという意図もあったのだが、auショップで1時間、待たされた挙げ句、3G用のSIMカードがありませんとのこと。

 そして、行きつけの喫茶店へ。2時間いて、小説を2編読む。これ、絶対に家にいたら身が入らなかったなぁと思う。やっぱり喫茶店は偉大。つくづく飲食店というのは飲食物を供するだけの場所ではないなと再認識した。

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 コーヒーもお替り。ケーキも頼んだ。美味しいものを食べたいといった贅沢したいなどとは思わないが、落ち着いて本が読める程度に苦痛はなくなって欲しいと思う。贅沢な悩みだろうか。