身の上話

身の上に起こった、嘘のような本当の話。タイトルは佐藤正午作品から。

カリカリするな。

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 私は政治と世相を反映した話を書くのが嫌いだ。芸術が政治に左右されてはならない、流行り廃りがあってはならないという考えからだ。

 しかし、最近、この国の神経のとがり方は普通ではないと実感する。ニュースにしても、潰せと言った時点で解釈以前にアウトでしょ。

 五・十日(ごとうび)、しかも多くの会社で給料日ということがあるのかもしれないが、今日、他人に向かう鋭い牙を幾つか目にした。

 最初の当事者は自分だ。朝、買い物に行ったら財布が落ちていた。警察に届けるのが面倒だなと思いながらも、それを拾った。

 そうしたら、肩をドンと叩かれて、ネコババすんじゃねぇよと言われた。この人は拾った人にありがとうも言えないのかと思った。

 なんか朝から気分が悪いなと思いながら、健康づくりが目下の最優先課題なので渋谷に歩きに行く。

 そうしたら、乗ったバスが事故に遭った。右折車線に並んでいた車が、急に直進車線に戻ろうとしたのだ。

 通行帯は破線から実線になっていて、交差点の30m手前を過ぎている。これも、前の車が動かないのでイラついた模様。

 次は、渋谷に着いてから起こった。いつものようにセンター街を歩いているとバイクがスケボーを避けようとして横転した。

 でもこれは互いに謝罪をしていて痛み分けになっていたのでホッとした。事故が起こったも宇田川町交番の目の前だしね。(苦笑)

 大きなことでこれだけあるので、書いていない些細なことが沢山ある。もちろん良いこともあったのだけど、これだけあるとスッ飛んでしまう。

 自分の利益のために他人を傷つけるのは止めましょうよ。邪魔な相手も時間があれば退いてくれるかもしれませんよ。

 これが、おそらく私がこのBlogで初めて書くメッセージです。急いでロクなことはない。写真は本日休演の文化村オーチャードホール。休むことも重要。