身の上話

身の上に起こった、嘘のような本当の話。タイトルは佐藤正午作品から。

東京都庭園美術館で激動の昭和に思いを馳せる。


Ennio Morricone "Novecento(1900)"

 

 …なんて大げさなタイトルを付けながら、実は、例によってウォーキングに行っただけなのです(笑)。

 今日は宅配便が来たり図書館で調べ物をしたりしたので、渋谷へは出ず、家から目黒まで歩くことにする。

 白金の下町にある寓居から、日吉坂という大きな坂を上っていくのだけど、あまりに暑くて、都ホテルで一休み。

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 七夕の短冊を吊るしている人がいて、もう夏なんだなぁと実感した。中に入ったのは初めてなのだけど、意外と広くてビックリ。

 そして、いつも通過してしまう東京都庭園美術館だが、面白そうな企画展をやっていて入ることにする。実は改修以降、入ったことがない。

 今、調べてみると改修は2013年とのこと。定期的に建物公開を行っているのだが、私は改修前の最後の建物公開に行ったので、8年前のこと。

 

 外眼も立派になった… 気がする。そこまで記憶が定かではない。まぁ塗装は塗り直しているだろうな。

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 写真撮影可能かどうか判らなかったのもあるが、内装が立派になっていて、写真を撮るのを躊躇ってしまった。

 今の姿から見ると、以前、私が見た建物はみすぼらしいとさえ思えるくらい、立派な建物になってしまった(だから改修したのだろうけど)。

 私は洋館が好きで、旧古河庭園にも行ったことがあるが、造りは旧古河庭園の方が凝っているが、スケールは、その比ではない。

 昔の皇族というのが、どのくらいの力を持っていたのか。昨今のタレント化した皇族からは量れないスケールだ。

 ここでゴチャゴチャ考えたことを書こうと思ったのだが、やめた。それくらいスケールがデカい(実は疲れているだけ)。

 宮家ですら、こうなんだから、天皇というのは、神であり宰相だったのだから、かなり強権を持っていたんだろうなと思った。

 庭園美術館の本領、庭園。入口から一緒だった、今どき旗を持った先導がいるツアー客がいた。なんか解らんモニュメントが建っている。

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 これだけは記憶と変わらないポトマック川の桜。そのまま出口へ。オープンしたときランチ3,800円に驚いたレストランは、1,000円ちょっとからの値段になっていた。

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 そのまま、目黒駅まで歩いて、そのまま帰るはずが、また喫茶店に寄ってしまった。しかし、最近、コーヒーを旨く感じないのは、軽くヤバい。

 

P.S. 汚部屋浄化のため、古雑誌を居るところだけスキャンして捨てています。自著も捨てています(笑)。気が向いたら自著もアップしますが、昔からいうことが変わっていません。そして今より文章が若いです。

さて、「東京人」2013年3月号「渋谷100年物語」より。これから変わりゆく渋谷を… という感じだが、まさに今、渋谷は変革の中にいます。しかし、散策コースは、私のセレクトと、そう変わっていません。

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 しかし家のスキャナでは小さいのでコンビニでスキャンしたら1枚30円もするのね…。