身の上話

身の上に起こった、嘘のような本当の話。タイトルは佐藤正午作品から。

このBlogを新たに開設した理由。~病気とネットストーカーの恐怖~

お詫びとご挨拶

 昨日は、お休みして申し訳ありませんでした。アクセスログを見たら、ここ数日、1日40PV~50PVと上向きにに推移していたのが昨日は7PVになっていました。意外と落ち込むものですね。視聴率と睨めっことしているTV番組制作者の方々の気持ちを察すると大変だなと思います。

 東京は午前中の豪雨が収まりました。昨日は無理をすれば外出できそうな体調にはなったのですが、「記録的短時間大雨情報」というのが出て集中豪雨がありました。東京都心は、灯台下暗しで東京タワーの電波障害があり公費助成でケーブルテレビが入っているのですが、ケーブルテレビ局からは雷に注意という案内も来ました。

 さて、ここからが本文なので文体も変えます。私が新たに、このBlogを始めた訳を書いた気がしたのですが、書いていなかったので、それについて書きます。「病気について」「ネットストーカーについて」の2部構成にしたいのですが、皆さまがやっているような段落を付ける技術がありません(苦笑)。

 

 病気のこと

 私には精神障害があり、前の担当医との相性が、これでもか! というくらい悪かった。都立の総合病院だが、公立ゆえに転勤があり、その前任の医師が栄転してしまい、前の担当医になった。その前は、廃院になったので名前も挙げるが、20年近く、渋谷にある恩田クリニックの恩田禎医師に掛かっていて、転職しながらも職に就けるようになった。

 それが、急に恩田先生の癌が発覚し、開業している割には若い医師だったので、すぐにリンパ節に転移、ドタバタしているうちに他界されてしまった。患者は紹介状も出してもらう暇もなく、「カルテのコピーをもって紹介状に代えてください」という恩田先生のテンプレートと、初診と最後の診察のときのカルテのコピーだけ渡された。薬も尽きてしまうので、転院先を探すのは急がなければならなかった。

 正直いって転院先を探すのは大変だった。突然のことなので医療機関の情報がなく、恩田先生はウチから歩いて行ける都立病院の精神科部長が恩田先生と仲が良かったよなと思い、そこに変えた。その前に恩田クリニックにはデイケアがあって通っていたのだが、恩田先生も自分の健康状態が判ったのだろう、廃止となり、幡ヶ谷にあるクリニックが私の病状に明るいから、デイケアだけ通ってはどうかと提案されていたが、断られた。

 都立病院でも精神科部長が担当医だったときは、まだ良かった。それが次の担当医(今の前の担当医)になり、「パーソナリティ障害は薬では治りません」とすべての薬を切られた。1日中、心臓が針の筵の上で転がされているような思いで起きることができない。夜、寝ている間は楽になるかというと、そんなことはない。寝て1時間もしないうちに、心臓が針で刺されたようにドキッとして目が覚める。1年で総白髪になり、外出できるようになったら会う人すべてに驚かれた。

 症状を医者に訴えても「起きられないのはゴロゴロしたいための言い訳」「眠れないのは夜更かししていたいための言い訳」と言われる。どうせ眠らないんならと睡眠薬も減らされた。精神的にも限界に来ていて、怖くて外にも出られらない。食事も買いに行けず、1日に1回、家のマンションの1階にあるコンビニで弁当を買って食べるだけ。それも「外で狂犬がウロウロしているわけでないので出掛けたくないための言い訳」と言われる。

 以前、ひと月の残業時間が250時間を超えたと書いたが、そんなものは鼻で笑ってしまうほどだった。これは死ぬなと思い「東京都自殺相談ダイヤル」に電話をした。当初は区の担当保健師に掛け合えるか検討すると言っていたのだが、それは無理だと言われた。しかし訴えるところがなく、東京都自殺相談ダイヤルに架け続けたら「またお前か、架けたことに満足しているんだろう」「上の者に、あなたからの電話は切るように言われています」と言われガチャ切りされた。それでも「0570」で始まる番号しか公開されていないし、まだ携帯電話の架け放題プランは始まっていなかったので他の相談にも料金が安い家の電話でしか架けることができず、月の電話代が3万円近くになった。

 転院するにしても、歩いて行ける最寄りの都立病院だから何とか行けるのであって、買い物にも行けない私には他の病院に行くことなど到底、無理なことだった。今度は電話で、必死に転院先を探した。とりあえず麻布十番にある、最寄りの精神科クリニックに架けた。著書が多数ありTVにも良く出ている精神科医が経営しているところだ。そこは「うちは単なる普通の精神科ですから他の医者が診れないものは診れません」と医師ならともかく受付に診療拒否された。

 恩田先生・都立病院の元精神科部長・その後任の医師が卒業した大学の大学病院に掛かった。外出できないので区の職員に付き添ってもらった。研修医が立ち会っての初診では、担当医になるはずだった医師に恩田先生の治療を踏襲して前向きに治療しましょうと言われ、区の職員にも良かったねと言われた。しかし、その医師が独りで診た次回の診察では、同じ閨閥(けいばつ)の医者の患者は診られないといって都立病院に戻された。ちなみに、その都立病院では、元精神科部長が「あそこは研修医上がり程度の医者しかいない」と言ったとかで、精神科は部長不在の状態が続いている。

 もう頼るところがない… 都立病院に通いながら、死ぬ思いで1日に1時間、PCでネットに向かった。ここも専門機関の相談は、すべて暖簾に腕押しで、"OKWAVE"とか「Yahoo!知恵袋」などの相談サイトに流れ着いた。ほぼ、私の現状を把握して妥当な回答をしてくれる人ばかりだったのだが、Yahoo!知恵袋で、ここは回答でクラスを上げるゲームみたいなことをしている人がいるから、むしろ利害を問わない「2ちゃんねる」で相談したほうがいいよという人がいた。

※恩田クリニックの恩田禎医師の消息を辿って、ここに来ている人がいるので書きますが、肝臓癌がリンパ節に移転して他界されました。

 

ネットストーカーのこと

 2ちゃんねる、というものに、いいイメージがない。今では大人しくなったが、「電車男」以前の、汚い言葉遣い、排他的な独自のルール、バッシングして炎上させる怖いところ、などのイメージがある。今の40歳代以降は、みんな、そう思うのではないだろうか。今は「価格.com」の一部のカテゴリーが、そうらしい。たぶんアラフィフ以上の「2ちゃんねらー」が流れたのだろう。そんな中、Yahoo!知恵袋で、変なのに引っ掛かってしまった。医師のいうことを聞かなければいけないと粘着するのだ。

 新たな質問にも、他人が私に寄り添うような意見を書くのに、そいつは敵意があるのか、からかっているのか、1人で私が求めていない意見を書き続ける。しかも「経験豊富なプロの心理カウンセラーのいうことが聞けないのか」みたいな上から目線の書き方だ。その人のプロフィールページを見ると本名と資格名、自分のサイトのURLが書いていある。自己顕示欲丸出しだ。資格も、調べてみたら、金を払って社内研修などをやっている会社のセミナーを受ければ、当時は無試験で会社内にある協会に認可してもらえる資格だった。しかも年齢は60歳。

 私も相手にするのは止めて、新しい医療機関探しに専念した。どこも、麻布十番のクリニックのように露骨に診療拒否をする医療機関はなかったけれど、医者と揉めるような患者は、どうも… みたいな感じだった。都の精神保健福祉センターには、掛かっていた都立の元部長が栄転した都立の精神科専門病院を勧められたが、片道1時間以上も掛けて通院することは、そのときは不可能だと思った(今でも勘弁だけど)。

 しかし、そんな中でもリベラルというのか偏見なく診てくれる医者がいて(今日も受診したが、欠点は、ときどき機嫌が悪いことかな)今は買い物に行ったり、たまには郊外に遊びに行ったりはできる程度に回復している。そんなことで、その嫌な自称カウンセラーのことは忘れていた。それが、当時Blogは「Yahoo!ブログ」で運営していて、ログインしている状態で診に来れば足跡が残るのだが、その自称カウンセラーが何年も見に来ていたようだ。というか足跡を残して見てるぞアピール。

  しかも、ある時から急にPVが50倍くらいに上がった。そいつのBlogを見に行ってみると、顔写真入りで自分の本名まで書いた上に、私のBlogを面白おかしく改竄(かいざん)して、そんな変な奴にカウンセリングを頼まれたんだけど断ってやったぜ、みたいなことが書いてある。そんな容易いことではない。名誉棄損・犯罪に近いことを書かれ、私は激怒した。そいつのサイト(独自ドメインで運用)を見に行ったら小学生でも書かないようなHTML1.0のページが2・3ページあり、しかもリンク切れしている。Blogも、黒地に緑の文字という、感性を疑うもの。自慢なのか顔写真や居住地・実名までアップしている。後に判ったが、ロゴも他のクリニックのものを自分のものとして使用。

 しかも下のTwitterでも本名でやっているが、住所フル・電話番号・生年月日・顔写真まで公開してしている。東京郊外の一戸建てだった。東京出身といいながらも「麻布」という地名を知らないし、虚言癖もあるのかもしれない。私は、彼のBlogの中で、東京の「麻生」という場所で育った資産家の息子に仕立て上げられ、簡単にいうと金持ちのバカ息子がワガママし放題で、それが昂じて、駄々をこねて、それを病気のせいしてるというようなことが書かれていた。もっと酷い書かれようだったが。

 当時は病気が酷くて、本当にネットも見られる状態ではなかったので知らなかったが、Twitterで私に攻撃的なメッセージを投げつけてきていた(右をクリックしていただくと判るがTwitterのアカウントは「削除」ではなく「凍結」されている、それも複数)。ここで、私のアカウントを割り出せるような人間だと判っていれば、もっと早く対策が打てたのにと思う。とりあえず相手はBlogを削除して謝罪し、こちらも、それで赦してやった。甘かった、と今になって思う。

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Blogをアクセス拒否にされたからTwitterで付きまとっていると自分で書いている。文章が連続していないのは、さらに攻撃的なツィートはTwitterにより削除されたため。


 気持ちが悪いのでYahoo!ブログ(その前に20年続けたSo-net Blogも)は削除して、この「はてなブログ」で新たにBlogを始めた。そして、そんなことは、すっかり忘れていた。だって、もう数年前のことだ。それが、また炎上に近いアクセスがあったのだ。はてなブログでは、アクセス元も見られる。それで、トップにある怪しいサブドメインを持つjugem.jpドメインのサイトを見たら、いきなり、本名と私の顔写真が載っている。Facebookには鮮明な写真を上げていないし公開範囲も「自分のみ」にしてダウンロードできないはずだし、そもそも、なぜ私の顔を知っているんだ⁉

 いきなりページを開いたら、私の顔写真・本名・住所まで公開されている! はっきりいって心臓が止まるほど怖かったです。さらに怖いのは「思うところがあって」「遠回りになったが執拗に」私のことを調べまわったと書いてあること。もう、吐くかと思うほどの嫌悪感がしました。このBlogのタイトルにいただいた佐藤正午先生の『身の上話』(TVドラマでは「書店員ミチルの身の上話」)に出てくる竹井輝夫みたいな奴だ。

 「JUGEMブログ」の運営元「GMOペパボ」に削除依頼をしたら、原則としてコメント欄で遣り取りをして当事者同士で解決してもらうことになっていますという、私からすると舐めた回答。しかし、コメント欄に書き込もうと思っても、変なスクリプトが沢山、動いていてページの読み込みが終らない。その旨を伝えると、伝言をお預かりして相手に返信してもらいます、ただ相手が返事をするかは知りませんという、また、ふざけた対応。

 とりあえず伝言として、今度は警察に行くぞと伝言を預けたら、返事もなくエントリーを削除した。そのかわり、「お前に謝罪したけど、悪いとなんか、ぜんぜん思ってないからな~」みたいなエントリーをアップしている。これ、今回、削除しても、また同じことをするなと思い、その所属しているという「EAPメンタルヘルスカウンセリング協会」へ電話をしてみる。たしかにウチに居ます(職員らしい)、ご相談に乗りますということで経緯を話した。協会は、当人に話をしたが、納得がいく回答を得られなかったので臨時の倫理委員会を開いて招致し停職処分にしますとのこと。

 これも、本当に対処したのか報告をお願いしたのに半年間、返事はなし。当人のBlogにも「カウンセラーとしての一線を越えて処分されちゃった」みたいなことが書いてある。本当に停職なのか? また、協会のホームページを見ると、顧問が、前項で書いた麻布十番のTV御用達の医師。しょせん、どこも金儲けなのか…。思い出しただけで、再度、電子メールを投げてみて、返事がなければ団体名を公表しようかと思うほど腹が立っている。

※付記

EAPメンタルヘルスカウンセリング協会」からは、内容を提出するよう3ヶ月の猶予を与えて要請したが、調査に協力しないので除名にした旨、文章で報告があった。初めてのことなので猶予と検討期間があり報告が遅れたとのこと。しかし、しっぽり切りで団体は何もしない。団体名を公表する。

 

 

そして、このBlogの開設

 長くなりました、これが、以前のBlogを止めて、このBlogを始めた経緯です。その自称カウンセラーのサイトには私のBlogだけでなく、Twittermixi以外のすべてのSNSアカウントが記されていて、それらのサービスを片っ端から解約して別の名前で登録し直しました。Twitterは、単にアカウント名を変えただけだけど、見付けられなかったようです。Facebookだけ、すでに登録に使った電話番号で新しいアカウントは取れないとのことで、そのまま使っています。

 以前の、はてなブログも削除しました。ただ、惜しいのは、同じIDで「はてなフォトライフ」に何百枚も写真をアップしたことです。なんか金色のメダルも付いています。「はてな」がサービスを始めてキャンペーンとしてスターを配っていたときに登録したIDで、BlogだけYahoo!ブログ閉鎖後に作成したのでした。これからはトラブルもなく、平和にBlogを書き続けられたらなと思っています。そんなことがあって、ちょっと警戒して個人情報は最低限にしか出していませんが、読者の皆さま、よろしくお引き立てのほど、お願いします。