身の上話

身の上に起こった、嘘のような本当の話。タイトルは佐藤正午作品から。

感情を言葉で記録する。

 今日も苦しんだ。外出できなかった。ただ、昨日のように無闇矢鱈と苦しいのではなく、方向的には眠さと似た方向の苦しさ。今日、訪問看護が来て、どのように苦しいのか、じっくり時間を掛けて聞いてくれたのだが、そうそう! そういうこと! というピッタリの表現を見付けてくれた。

 恐怖に襲われたときも、それは恐怖が湧いてくる感じですかとか入り込んでくる感じですかとか(もっと違う言われ方だった気がするけど)聞かれ、それが言葉にできると安心感を覚える。背後にあるものが見えるという感じか。

 今になると昨日の苦しさは表現できないのだが、記録として、今日の辛さは眠気と似たような辛さと表現しておこう。といって、眠いとか睡魔に襲われているとか、そういう辛さではないから、この言い方も正確ではないのだが、とにかく起きるのが辛かった。今は倦怠感に襲われている。

 これが、明日以降、どう転じていくのか。それが判れば対策も取れそうな気がする。記録を取って因果をはっきりさせたい。