身の上話

身の上に起こった、嘘のような本当の話。タイトルは佐藤正午作品から。

通信料ではなく通話料の値下げを。

 母に、父や叔父が生きていたときからトランシーバー代わりに私の古い3G携帯電話で回線契約をして持たせてある。それらの通話は家族間通話になるからだ。そのくせ、彼らが存命のときは使い方が判らないと言って使っていなかった。

 それが、先月、入院してから、急に使うようになった。否応なしに使い方を覚えたらしいのだが、加入電話に架けるのにも何に架けるのにも携帯電話を使うようになった。もちろん、家族以外に架けることは想定していないので、通話の割引プランには入っていない。

 そうしたら、通話料が、けっこういい値段になってしまった。利用しているのはauなのだが、従来と同じ内容で4Gにする料金プラン、すなわち通話料は今までと同じ従量制というのがあるが、それ以外の通話専用プランは3Gに比べて割高になる。3Gからの乗り換えで安くなるのはスマートフォンだけ。

 私はスマートフォンを架け放題プランで契約してあるので気にならないが、通話に特化した携帯電話に、そのようなプランが割安ではないのが不思議である。データ通信料ばかり安くなっても、電話しか架けない人にはなぁ…というのが感想である。

 あと、携帯電話とは関係がないが、加入電話でSMSが、携帯電話でファクシミリが利用できるようにならないものだろうか。