身の上話

身の上に起こった、嘘のような本当の話。タイトルは佐藤正午作品から。

こういうときに限って…。

 普通に生きていたのでは降って掛からない度重なる不幸を避けて行きつけの喫茶店に。そこにも電話が架かってきて、寒空の中20分、話しをする。

 いつもはアイスコーヒーなのにブレンドを。温かいものを飲むの珍しいですねと言われるが、味としてはアイスコーヒーよりブレンドの方が好み。

 シングルオリジンの豆を何種類か飲んだのだが、ここに帰結する。熟成豆のコーヒーにも好みのものがあるのだが、なにぶん、量が少ない。

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今日のカップはフッチェンロイター

 

 このような状態で本など読めないだろうな… と手ぶらで来たのだが、なんか、逆に本など読まないと気が紛れない状態。

 それでも1時間、何もしないでボーッとしている。煩わしさから逃げることができる喫茶店、それは摩訶不思議な存在である。

 

P.S. ネットで話題になっていた「墾田永年私財法」の看板。見たら、ちゃんと意味が書いてあった。受験生に訊いた「語感の気持ちいい言葉」だそうだ。

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