身の上話

身の上に起こった、嘘のような本当の話。タイトルは佐藤正午作品から。

観たい連続TVドラマがない。

 読んで字のごとくだが、今週、いろいろな連続TVドラマの初回と番組によっては2回目を観た。

 2回目で何を観るか絞ってしまうのが問題だが、あまり観たいというものはなかった。

 期待していたのは「共演NG」。中井貴一さんと鈴木京香さんの主演で原作は秋元康氏である。

 秋元康原作といえば、この前、「あなたの番です」を初回で切って失敗した。友人たちが絶賛していたのに。

 秋元康氏の原作によるホラーは「着信アリ」で面白かったので期待していたので、期待が多かったというのもある。

 「共演NG」は、それらの作品とは全く毛色の違った作品で、三谷幸喜さんが書きそうだ。(おふざけで「記憶にございません」というセリフが出てくる。)

 とりあえず、これは、初回だけだし、まだまだ先を楽しみに観ようと思う。あとは、もう1本くらい観たい。

 ここで、少し前に書こうと思っていたと書いた吉高由里子さんが出てくる「危険なビーナス」かなと思うのだが、これも、まだまだ判らない。

 しかし、吉高由里子さんて、昔からウィスキーのコマーシャルに出ているから、もっと歳が行っていると思っていた。

 女優として、どんな役をやっているのかと思い、原作が金原ひとみさんということもあり「蛇にピアス」を観たのだが、最初の10分で飽きた。

 そのようなわけで、あまり“買って”はいなかったのだが、大石静氏が「知らなくていいコト」で彼女を当て書きしたというので少し見る目が変わった。

 何とかいいながら「私、定時で帰ります。」も、そこそこ楽しんで観た。

 他にも観ているが、観たいTVドラマがないなりに、今作は、この2編に絞られると思う。