身の上話

身の上に起こった、嘘のような本当の話。タイトルは佐藤正午作品から。

裸の王様。

 今日から数日、実家に行かなければならないので慌てて書いている。実家にはインターネット回線がないからだ。PCも数年前に3万円しないで買ったものしかない。

 先日、友人に小池百合子さんってエジプトの大学に行っていたって本当らしいなぁ、アラビア語の辞書で英語に翻訳して、さらに英和辞典を引いていたんだなぁと言う。

 このBlogの読者の方もご存じなように、普通、英語を読むのに辞書など引かない。これは、あくまで、この友人の自分基準の考え方で、正しい認識ではない。

 また、私は高校に特待生として入学したのだが、私のネットストーカーは私の学校を勝手に中高一貫校にして、私が内部進学生に付いていけなくて落ちこぼれたことにされた。誰に学費を出してもらったのかとも書いていて、これは特待生というものを知らないのと私を落ちこぼれにしたいという勝手な思いからきている。

 どうも、自我が肥大すると自分をあたかも自分が天地を創ったかのように全知全能に思えるらしい。冒頭の友人は自分の認識にズレがあることを自覚しているが、それが、どれがどのようにズレているのかを理解していない。

 後者に至っては、自分が「ベテランカウンセラー」であると主張するために嘘を捏造し、私を「人格が崩壊している」とした上で、「なぜ人はカウンセラーになるのか」などというのを自分の本名や連絡先とともに公開していた。

 裸の王様は自分が裸だと認識していないが、同時に周囲の人間が自分を服を着ていると認識していると思っている。私のネットストーカーも自分の中では自分が「ベテランカウンセラー」として君臨しているのだろう。

 王様という立場も肥大した自我の象徴だと考えられ、それに比べて「ベテランカウンセラー」など可愛いものであるが、本人曰く臨床心理士など端から諦めて資格ビジネスで資格を買ったという時点で、なぜ、そういう自覚がないのか。

 私のネットストーカーは、それを理由に会社をクビになっても私に5年間も付きまとっているというのが自慢なティピカルなサイコパスなのだが、彼を見る限りサイコパス知能指数が低いというのは頷ける。自己満足して向上心を持たないからだ。

 自我が肥大した人は、自分のことをわきまえられないだけでなく、周囲も自分の価値観を肯定していると思っているようだ。特待生とは何か、それこそ辞書を引けばわかる話なのに、自分が知らないことなどないと思っている。

 自分は万能で知らないことなどなく周囲から学ぶものは何もない、その考え方を改めない限り周囲が自分を裸だと見ていることは認識しえないだろう。