身の上話

身の上に起こった、嘘のような本当の話。タイトルは佐藤正午作品から。

今日は通院だった… けどアメリカ大統領選の方が大事?

 今日は通院だった。バスが30分遅れて、歩いても15分程度の距離なので普段なら歩いてしまうのだが、疲れていたのでバスを待った。

 診察はいつも通り。先週は主治医は連休を取って2週間ぶりの通院。睡眠について話す。

 午前8時ごろに目が覚めるが再び気絶するように寝てしまうことについて話す。決まった時間に通勤とかないからねぇと言われるが、なんか違う気がする。

 いや、時間は押していないけれどやることはあるんですよと私は言う。ノルマになっている仕事について話す。

 そして診察が終わって診察室を出ようとすると、いきなり、バイデンが勝つと思う? と言われる。

 結局、どっちが勝つかというより、どっちが勝つと、どういう政策になるかという話になり、20分ほど話す。重要な局面なんですよ、と主治医の方が興奮している感じ。

 待合室に出ると、患者が数名待っている。いやぁ、なぜ、こんなに患者が待っているのに、今、こんな話をしたのか。そんなに政治に弱い患者ばかりなのか。

 今でも謎である。というか私の日常について訊けよと思った。まぁ、楽観視できる状態なのかな。

 Facebookでも政治の話などしない私の友人がアメリカの大統領選について投稿していて、私が捉えている以上に深刻な問題ではあるようだ。

忙しいぜ!

 まだ好調とは程遠いコンディションである。ただ、書かねばいけないことができて参考文献を読んでいたりしていて暇がない。

 まして、今、普通に読書ができずに本を読むのも四苦八苦である。Blog友達の山姥 (id:yamauba) さんに話をしたら、同様なことから復帰した自らの体験を書いてくれた。

www.yamauba.work

 

 加えて、前シーズンはコロナ禍で日程がガタガタだった連続TVドラマが正常な日程で放送されるようになり、それを観るのも忙しい。

 私はNHK大河ドラマを観ないのだが(それについてBlogを書いている友達、済まぬ…)珍しくNHKは朝の連続テレビ小説を観ている。

 民放も、何本も観始めて脱落したものが多いが、そして、まだ絞ろうと思っているが、最後まで観ると決めているのは「危険なビーナス」と「共演NG」だ。

 「危険なビーナス」は設定がベタなので、これからいかに物語を盛り上げていくか。原作が東野圭吾氏ということで期待している。

 「共演NG」は原作が秋元康氏なのだが、主演が中井貴一さんと鈴木京香さん。劇中劇がある作品って大変だと思う。やっぱり役者というのは凄い仕事だ。

 しかし、中井貴一さん、オープニングで鈴木京香さんと踊っってしまうから「最後から2番目の恋」(2012年・フジテレビ)を思い出してしまった。岡田惠和さんの脚本が泣かせる作品だった。

 しかし中井貴一さん、歳を取るごとに恋愛ものの主演が増える不思議な俳優である。まぁ、いい歳の取り方なのだろう。

 いずれにせよ、顔を知っている脚本家の作品が増えるのは嬉しいことだ。私も、彼らに負けないようにしないと。

セミセルフレジと時蕎麦。

 セミルフレジというのかは不確かだが、私が使っているコンビニで、会計は店員がしてくれて精算(金などの出入)は自分でやるレジが導入された。

 決済方法(現金とかバーコードとか)を選び、自分でカードやを挿入したりスマートフォン画面をスキャンしてもらうと決済されてレシートが発行されるという仕組み。

 私はEdyしかない時代から何となくタッチ決済を使っているが、レジの種類によっては、バーコード決済の場合、そのスキャンも客がやるようである。

 昔の自動販売機みたいに現金の出入口に仕掛けがしてあったりきっぷの改竄みたいに手で数字を書き直してあったりということはあり得ない時代である。

 だからこそ、いちばんプリミティブな現金という決済方法が怖い。釣りがパチンコの玉みたいにジャラジャラ出てきて、後ろに人が つか えているから確認のしようもない。

 そのような時代で現金決済が懐かしいのか、Facebookで、落語「時蕎麦」をアップしている友人が複数いた。

 簡単にいうと、蕎麦屋での会計時、硬貨を1つ、2つ… と数えていて、7つまで来たところで店員に何時? と訊く。店員が8時と答えると、8枚目はスキップして9つ… と数えて、1枚、胡麻化す噺である。

 こんな話を同時多発的に友人がしているというのは、やはり会計時に人と人とのコミュニケーションが求められているのかもしれないと思う。

 平成以降の生まれの人は知らないかもしれないが、きっぷを駅員が1枚1枚、手で確認していたときの改札口の混雑は大変なものだったので、もう結構だが。