身の上話

身の上に起こった、嘘のような本当の話。タイトルは佐藤正午作品から。

最近の日常。

 薬のせいか眠くて仕方がない。眠くてシャワーも浴びられず外に出られない。今日、訪問看護が来るが、以前、酒を飲んだときの理由を訊かれ、動けないので景気づけにと言ったら、酒を飲む人は何か理由を付けるよねと言う。理由を言ったのは手前ではないか。

 怠くて起きていられないと言っても怠惰で寝ていたいと思われている様子。こっちだってシャワーを浴びて外出したいの。うちに来る訪問看護師は3人いるが、容姿からして、いちばん、オバタリアンに近い人である。