身の上話

身の上に起こった、嘘のような本当の話。タイトルは佐藤正午作品から。

体調は良くなったものの。

 結局、酒は止めている。離脱症状ではないが、もう、飲みたくて仕方がないという気持ちは起きない。

 ただ、酒を飲まないとバテるのが激しい。今日は銀座まで買い物に行ったのだが、有楽町駅から新橋駅まで歩こうと思ったのに疲れ果てて有楽町駅に戻った。

 しかし、会社を辞めてかなり時間が経つのに、自然に出口最寄りのドアから車両に乗り込んで地上に出るまで意識せずにいるものだ。

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