身の上話

身の上に起こった、嘘のような本当の話。タイトルは佐藤正午作品から。

メルペイ定額払いは購入月の金利も日割りで取るという話。

 メルカリから初めてのメルカリ定額払い利用で購入代金の半額(最大5,000円まで)ポイントバック、全額手数料無料(ポイントバック対象商品のみ・ただし現金ではなくポイントで還元)というキャンペーンの案内が来た。

 5,000ポイントは欲しい。手数料(金利)は、現金がポイントに化けるが、只ならどうでも良い。ということで絶対に、今後、メルペイ定額払いを使わない自信があるので、5,000円引きで買えるならと、あまり欲しくないものを6月24日に3万円で買ってみた。そして、どうせ只になるが、金利がエラいことになるのに気が付いた。

 以下、返済予定表。無理やり後払いにさせられるのに、定額払いにした途端、金利が掛かる。30,000円に対する6月25~30日の6日分、73円。そして、その次の月。完済して元本ゼロだから支払い額はゼロだと思ったら、金利支払いだけ翌月にスライドしているので300,73円に対する7月の31日分、382円が取られる。

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 どうせ只になるとはいえ、良い商売である。3万円で金利455円。2ヶ月で1年の金利15%を上回る15.17%を売り上げることになる。ちなみに、これをクレジットカードで買ったらどうなるかを調べてみたら、やはり金利は日割りで取るようだが、後払いがデフォなので初回は金利0。その次の月は30,000円に対する7月の31日分、382円。

 メルペイ定額払いの場合、即時決済から後払いに変えた分の月の残りの日数の利息+利息に対して発生した利息分、クレジットカードより割が悪い。そもそも、これは一括で買えるものを分割でシミュレーションしたものだ。端から返済額を少なくすれば、金利は、どうなるのか。恐ろしいローン地獄が待っている。