身の上話

身の上に起こった、嘘のような本当の話。タイトルは佐藤正午作品から。

時間が守れないこと。

 病気のせいで時間の約束ができない。

 今日は、まだ起きられないというのに訪問看護が来て、何かと思ったら起き抜けの血圧を測りたいという。最高血圧が100㎜Hg(なんで血圧はヘクトパスカルじゃないんだろう)なくて、とりあえずの原因が判った。今まで、生活リズムが… などと言われていたのだが、夜は早く寝ているので、それはないはずだと思っていた。

 さて、このように起きられないと困るのは時間の約束である。起きられるのが午後ということもあり、そうなると午前中の約束は、ほぼできない。電車や飛行機は午後のものを取ったとして、旅館やホテルに泊まりたくてもチェックアウトができない。

 こういうときに、特に損しているな… と思うのは、コンサートに行けないことである。昨年の私の誕生日、好きなアーティストのジョイントコンサートがあった。よほど自分の誕生日プレゼントとして行きたかったのだが、諦めざるを得なかった。

 最近、特に、活動時間が少なくてできることが少なく損をしているなと思うことが多い。