身の上話

身の上に起こった、嘘のような本当の話。タイトルは佐藤正午作品から。

ホテルが揺れる日。

 今日は、何でこんなに眠いんだろうと思うほど眠い。クリスマスの呪いか(そんなものあるか)。クリスマスはステーク・ディナーと思うが、食欲がないので150g。

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 近所のローソンの店頭で机を出してチキンとクリスマスケーキが売られていた。今年は外出控えめな分、クリスマスケーキの売れ行きがいいそうだ。

 さて、バブル景気華やかなりしころ、私はWebメディアに少し物を書いていた。私1人ではなく、友人の写真家とコピーライターと3人で交代に書いていた。

 そしてクリスイブはコピーライター氏の順番になった。本文は忘れたが、「ホテルが揺れる日」というタイトルだけは鮮明に覚えている。

 ユーミンが「恋人がサンタクロース」と歌っていたその時代、高級ホテルが1ヶ月前から予約が取れなかった。カップルで泊まるためである。

 今になると、高級ホテルを連れ込み宿の代わりに使おうという、それこそバブルだったのだなと思う。