身の上話

身の上に起こった、嘘のような本当の話。タイトルは佐藤正午作品から。

2019-09-03から1日間の記事一覧

無関心の対極にあるもの。

読むのが遅い私は、やっと、有吉佐和子『紀ノ川』を第二部まで読み終わった。そうも長くはないし、表現も平易なのに、1日に、1部、読むのが精一杯だ。歳で気力が衰えたのか。 第一部の主人公も、第二部の主人公も、母と娘であるが、その表現は違うものの、…