身の上話

身の上に起こった、嘘のような本当の話。タイトルは佐藤正午作品から。

心地よいけど過剰な疲れ&マスクの話。

心地よいけど過剰な疲れ

 今、午後4時早々に、このエントリーを書いている(普段は夕食後のデスクワークが終わって日記を書く前)。

 昨日の渋谷は気持ちが良かった。渋谷は好きな町だが、気が付かない間に人口密度の高さから来るストレスというものがあったことに、今さらながら気が付いた。

 50歳近いオジサンが、子供だった広末涼子さんみたいに「渋谷はちょっと苦手♪」などと歌っていたらバカである。大人になると仕事場での対人関係を含めて、他人に対する処し方というのも、麻痺するのか苦痛が小さくなる。

 なので、今までは、まぁ、普通に人がいる町という感覚がしていた。私は勤務先が丸の内だったが、慣れないせいか、今の、ハイブランドのショップだらけになった丸の内の方が、渋谷より疲れる。

 それが、昨日の渋谷は対人関係のストレスフリー。人の流れに沿って歩くなど、楽しんでいたようで同時に気を使っていたようだ。私の地元が住宅地の商店街ということもあり、人口密度は、おそらく、その1/10以下。普段、マスクなどをしているので深呼吸をしたいくらい。

 昨晩は、昼、油を売っていたのでオシゴトも多かったのだが、久しぶりに熟睡ができた。それでも今朝は疲れが残っていて、よく遊んだんだな… と変なところで自覚する。しかし、肉体と違い頭はリフレッシュして、朝から事務が捗る。

 そこに、訪問看護師さん登場。数日前から、そして今朝も、後頭部が首や肩に引っ張られるような痛みがあり、それとは別に、明らかに左肩は神経が変で痛んでいた。そこでストレッチをしてもらう。

 血行が良くなるので酒を飲むと回って倒れますから、くれぐれも飲まないでくださいね、と、毎回、念を押される。このストレッチは、受ける方は有り難いが、どうも、訪問看護の会社内では評判が悪いらしい。

 揉み戻しというか、溜まっていた澱のようなものが体の中に流れだして感じがしてダルい。眠さもあり横になったら、寝てはいないが、数時間、動けなかった。この辺でクレームが来るから余分なことをするなということなんだろうな…。

 もう、せっかく体調が良いのに、その、変なダルさで本を読むどころかTVを観ることさえできなかった。今日こそ「葉桜の日」の感想を、独自のアングルで書けそうな気がしたので、ちょっと残念だ。できなかった、と過去形で書いているのは、現在は回復はしてきたからだが、今からでは遅いだろう。

 

マスクの話

 昨日、帰りに、ビックカメラで「マスクが臨時で入荷しました!」と言うので見てみたら、5枚で398円だという。誰とは書かないが、Blogの友達でコロナをバカにしてマスクをしていなかったという人がいる。私も、感染は警戒していたが効果に懐疑的でマスクをしていなかった。

 しかし、私も彼と同じでマスクをしていない人に対する弾圧(?)に耐えられなくなった。なので、人口過密の場所に行くときだけ、過去にサンプルなどで貰ったマスクなどをしていたのだが、さすがにストックがなくなった。

 サンプルで配っているくらいだから、安物のマスクは安物である。それに比べ1週間に400円というのは、ちと痛いなと思ったが、帰って人に訊いたりすると、その値段でも全くないよりは良いという。買っておけば良かったと思った。

 ちなみに、アベノマスクは1週間ほど前に来ている。ダイレクトメールなどと一緒に、ポンとポストに放り込んであった。親の世帯と共同でポストを使っているので届かなかったという友人もいたが、送付手段の「タウンプラス」の案内を見ると「配達可能なすべての箇所」に配達とある。配達可能といえば、ウチは集合住宅なので集合ポストと個別のドアポスト、両方に配達可能である。

 私のところに来たものは品質はいいが(なんとなく商社扱いか興亜っぽい)、配布方法といい、なんかザルの施策だなという感じは拭えない。

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