身の上話

身の上に起こった、嘘のような本当の話。タイトルは佐藤正午作品から。

銀座線プラットフォーム移転後初の渋谷。

 本を持って渋谷の行きつけの喫茶店に行った。コーヒー1杯とケーキで、本1冊分まるまる過ごした。昨日のエントリーでいうと、これは飲食物の価格ではなく滞在時間によって金を取ってもいいのではないかと思う。銀座ルノアールなど喫茶以外の業態もあるが、それは時間で課金されるのだろうか。

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 さて、バス停も移転準備に入り、降車は降車専用のバス停で降ろされるようになった。渋谷スクランブルスクエアの目の前だ。新しい東横線半蔵門線の駅の真上といおうか。ホーム移設前に渋谷駅に来たとき、移設後のホームに同じ場所から来られると書いてあったので、逆もアリだと思い、新しいホームがある渋谷スクランブルスクエアから地下鉄銀座線の新しいホームへ。もし、これが、切符を買わなければ入れなかったらアウトだ。

 結果、新しいホームの横から古いホームに出られた。しかも、今まではJRの下を潜るために階段を降りなければならなかったのが、そのまま同じ高さを昇降なしで古いホームに行けた。古いホームは、単なる通路になっていた。昔のように、電車が引き込み線に入らないで折り返すので、電車を待ってみたが来なかった。そして、古い改札口も、ただ潰されただけ。この写真でいうと手前のコンクリートが改札跡、写真左側が古いホーム。

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 東急百貨店東横店も、段々と閉店が迫ってきているのが判る。銀座線の駅から階段を降りたところにある銀行のATMと並びの売店も撤去されていた。JRの改札は、まだこのフロアにあったはずだけど…。

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 その向かいに、私が渋谷に来ると立ち寄る駅蕎麦「本家しぶそば」がある。そちらは、まだ営業を続けていたが、東急百貨店東横店が閉店したら、どうなるのだろうか。今度、行ったら店員に訊いてみよう。しかし、もう、渋谷は若者の町ではないな。

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