身の上話

身の上に起こった、嘘のような本当の話。タイトルは佐藤正午作品から。

不気味な着信。

 相変わらず眠剤が合わない。起き上がったのは午前11時過ぎで、それから服を着替えて本格的に起き出しのは正午。そして、起きてからも異様に怠くて再び寝てしまう。例えるなら、車を運転していて、このままでは駄目だとパーキングエリアに車を突っ込んで寝ている感じ。これさえなければ、量を熟せば熟すだけ業績が上がる仕事ができるのだが。

 さて、私の携帯電話は、不在着信だけでなく自宅の加入電話への着信も話中着信もSMSで通知されるようになっている。その代わりに留守番電話は使っていない。セールスの電話が煩いので自宅の電話はファクシミリ専用にしたのだが、それでも証券会社の勧誘などが架かってくる。中には非通知もある。

 問題は携帯電話の方。一昨日、通話中に着信があったが、折り返し電話をしても着信拒否になっている。自宅の電話から架けても同じ。ネットで検索して迷惑電話だと判ればいいのだが、どうしてもヒットしない。電話帳に登録されていないものの、なんとなく見覚えがある番号で、ちょっと不気味だ。