身の上話

身の上に起こった、嘘のような本当の話。タイトルは佐藤正午作品から。

自覚がない心労というのはあるのだろうか。

 起きられない。個人的には、ここ数日の体調不良と天候の変化があるのだと思う。しかし、昨日、母から頭が痛くなるような電話が架かってきて、そのことを精神障害者地域活動支援センターの人に相談したら、そういうことがあったら起きられなくもなるでしょうと言われる。

 個人的には、それを苦痛に感じているということはないのだが、原因は絶対にそれだと言う。確かに、昨晩、その母からの電話を受けてから、食べ物を大量に食べてしまった。その因果は判る。精神病が存在することも嫌というほど実感している。

 しかし、心労を感じないし、思考回路は冷静に働いている。感情的にはフラットで、ただ普段と違う点は起きられないというだけである。しかも怠くて起きられないというのではない。たとえていえばギックリ腰のようだ。そんな心労があるのだろうか。