身の上話

身の上に起こった、嘘のような本当の話。タイトルは佐藤正午作品から。

心臓の痛みの一因となる体験。

心臓の痛みの一因となる体験

 午前9時。今朝は鬱というには酷すぎる鬱で胸が締め付けられるようだった。そして、心臓の痛みというのは、この苦しさの延長線上にあると思った。

 今朝、起きたときに何を考えていたのかというと、かつては家を綺麗に保って丸の内の会社に自転車で通って痩せていた自分である。

 それとの対比で今の自分に失望したのであるが、それは今に始まったことではなく、なぜ、今、胸が締め付けられるような感じがするのか。

 何度も書くが、私がクズ医者と呼ぶ前任の主治医は、心臓の痛みを言い訳と言って憚らず、そのときの何もできない私を怠けていると責め立てた。

 また、1日に100回、電話をしてくるので私が「100回オジサン」と呼ぶ人物が、鬼の首を取ったように「虐待の電話が架かってきたぞ!」と親から私を追い詰める電話があったと私に電話をする。

 100回オジサンについては、私には親を悪く言い、親には私のことを悪く言い、私の友人の言葉を借りれば「二重スパイ」のようなことをしていたことが判った。

 医療機関や区役所も問題視し(区役所の代表番号に電話をし、私の担当保健師を出せと言ったそうである)、縁を切ろうとしても電話が止まらないので警察に扱いが委ねられた。そうしたら、警察に電話をしてくるようになり、迷惑防止条例で逮捕状を取ると言って、やっと収まったそうである。

 心臓が針の筵の上で転がされているようなころは、自分でも苦しんでいるのに、トゲを抜くどころか主治医・親(を装った100回オジサン)に責め立てらた。心臓の痛みは、これから来ているのだろうと思う。

 それがなぜ、今も同じことがあるのか。腹立たしいが、ネットストーカーが当時のことをギャンギャン騒ぐので、思い起こされている気がする。

 Twitterでツィートしてくれた方もいたが、当時の反応を身体は覚えていて、少しでも同じ体験をすると、それがトリガーになるようだ。

 

土岐麻子"Black Savanna"

 午後8時。田町まで外出して帰った来たところ。何を深刻に考えていたのだろうと思う。田町駅(三田)で、また高い位置にクレーンが聳えている。(Xperia 1を使っているのだが、望遠レンズで撮った写真は全て前ピン。)

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 この風景を見て土岐麻子さんの"Black Savanna"を思い起こした。寓居も再開発に入ってしまい、壊してタワーマンションを建てるそうだ。そんな高い建物には住めないから、ビルに脅され帰る場所がなくなるのは他人事ではない。

 1回、取り上げているが、メインではなかったので、再びリンクを。 


土岐麻子 / Black Savanna

 

 ミュージックビデオにテロップが出ているが、歌詞は、こちら。

ああ あの鳥はどこへ行く どこへ帰る
in the twilight この街では誰も 気になどしない

ある日 街にあいた
あの大きな 黒い穴
来年には 巨大な
ビルができると聞いたけど
想像できない

土を食むような ショベルカー
砂埃あげて走る トラック
昼でもまるで 夜の闇
夜でも昼のように目を開け
頭もたげる クレーンの群れ
野生が息づき 重機揺れる
地面が揺れた

a black black black black black savanna night
a black black black savanna night

ああ 足の遅い私
食べられてしまいそう

a black black black black black savanna night
a black black black savanna night

ああ こっちを見つめる
食べられてしまいそう

いつも 感じてる
得体知れない 焦燥
育っていく 巨大な
ビルはこの街の時間を
脅すようさ

土を食むような ショベルカー
砂埃あげて走る トラック
昼でもまるで 夜の闇
夜でも昼のように目を開け
咲き並んでる バルーンライト
野生が息づき 重機揺らし
地面が揺れた

a black black black black black savanna night
a black black black savanna night

ああ 足の遅い私
食べられてしまいそう

a black black black black black savanna night
a black black black savanna night

ああ 私の血と肉を
捧げる気はないの

ああ あの鳥が帰る場所 どこにもないと
in the twilight この街では誰も 気付いていない