身の上話

身の上に起こった、嘘のような本当の話。タイトルは佐藤正午作品から。

前任の担当保健師さんと他人に愛想を尽かされること。

 朝の8時にこのエントリーを書いている。また汗をかいて目が覚め、押し潰されそうで何をするのも嫌だ。嫌だという生易しいものではない。やるべきものがあったら、それを放り投げるどころかボコボコにしたいと思う。そんな状態でまともな文章が書けるはずはないのだが、今、書くべきことだと思う。

 役所が開くのを待って前任の担当保健師さんに電話をしたが多忙だとのこと。改めて電話をするが、待ちきれない気持ちだ。(午後、電話をしたが、外出して戻らないとのこと。)

 昨年、父が他界したとき、母のことで今の担当の保健師さんに相談したら、母は松戸の人なので松戸市に相談してくださいと言われた。なんか違うぞと思って管轄する港区の健康推進課地域保健係に電話をした。パニックになっている私に、実は私は前任の保健師ですと、生活の相談ということでケースワーカーのいる部署を紹介してもらった。出世して現場を離れていたのだ。そこでケースワーカー生活保護受給者にしか付けないと言われて紹介されたのが、港区生活・就労支援センターだ。

 再び今の担当の保健師さんに電話して、相続の手続きで苦しいと言うと、今度は法律相談を利用してくれと言う。あるいは、前任の保健師さんに私ですと言われたのは、このときかもしれない。

 実家に詰めていた私は、抱え切れない思いを手紙に書いて前任の保健師さんに何通も手紙を書いた。その後、電話をしたら、今の保健師さんがいる立場上、それは困ると言われた。それでも、1日に1回に限り相談に乗ってくれることになった。

 お世話になったからと、近所の港区生活・就労支援センターに行った折、挨拶に顔を出した。そうしたら、嬉しいけど、周りの人にも今の担当保健師さんに相談した上で相談に乗っていると言っている手前、困ると言われた。

 本当に、この人がいるから生きているのを投げ出さないで留まっていると思っている。しかし、最近、本当に藁にも縋る思いで毎日、電話をしてしまっている。最近、電話を切るときに、礼を言っても、以前はあった、とんでもありませんという言葉がない。疎んじられているのだろうなと思う。

 私は、付き合いが始まると、相手との距離を縮めようとするきらいがある。そして、相手に、私の問題を話したりして相手に嫌われる。主治医が考えを他人に任せると言うのは、これかもしれない。正直、この辺のことは、よく判らず、なので改善策が見付からない。

 今、私の相手をしてくれるのは、この担当保健師さんしかいない。1日に唯一、話す人となっている。いろんな人が離れていって、この人がいなくなったら孤立無援になる。なので、この人に相手にされなくなるのを異様に恐れる。

 今、朝食を買いに1階のコンビニに行ったら、マンションの他の住民に、ゲーム飽きたでしょうと言われた。は? と言ったら、こちらの思惑が判らないで、家でゲームしてるんでしょと言われた。そうしないと思うし、しないよう努力をするが、自殺や大量殺戮をして、彼は普段から家に籠ってゲームをしていたと言われたら浮かばれないなと思う。自分では真面目に生きているつもりだが、やはり理解者が1人いるだけで救われる。