身の上話

身の上に起こった、嘘のような本当の話。タイトルは佐藤正午作品から。

刺激を!

 よく寝たな… と思って腕に嵌めているスマートウォッチみたいな活動量計を見たら午前9時だった。昔から寝ている間も腕時計を嵌める習慣があるので、これを腕に付けたまま寝ても違和感はない。そして力が抜けたような変な気分がして、スマートフォンを取ってみようという気も起きない。

 昨日までの、夜中に水を浴びせられたような汗をかいて、目が覚めたら疲れ果てている、という毎日に疲れたのだろう。活動量計に記録されている覚醒している時間というのが短くなっている。また、今日の東京は蒸していて、なんとなく、やる気も起きない。

 それにしても煮え切らないな… と思う。特に酷いのが、このBlogである。特に、ここ数日は、思ったことの半分も書けない、以前に何も思わない。寝ている間に疲れ果てていることもあるだろうが、それにしても酷い。今までもページ滞在時間を見てマズいな… と思ったのだが、今日は端的にGoogleの検索順位が、かつてなく落ちている。

 書けない今と、書けたときと、どう違うのだろうと思うと、やはり良い刺激というのがないことが大きいと思う。以前にも書いたが、私は本を読んだりするのにインプットという言葉を使うのが大嫌いだ。知識を仕入れるだけのものならいいが、文芸書でインプットなどというと、アウトプットされるものも単なるコピペのような気がする。

 やはり書けたときは良い刺激があったのだ。それは良い本だったり良いTVドラマだったり、外出先で触れた風物だったりした。それが、ここ2週間、外にも出ていない。活動量計を見ると月曜日は1日に歩いた距離は600歩少しだそうだ。

 本を読もう、外出しようと思う。やはり、無から有は生まれない。なので読者の皆さん、もう少し待っていてください。お願いします。