身の上話

身の上に起こった、嘘のような本当の話。タイトルは佐藤正午作品から。

弛緩、あるいはボケ。

 寝が浅い中、Eメールの着信音が頭に響く。スマートフォンの音(と連動しているスマートウォッチのバイブレーション)は、朝になると自然とサイレントが解除されるので、いい時間のはずだ。しかし着信音は、そのまま頭に釘を打ち付けらるような痛みだけを残し、身体の自由は与えない。

 なんとかスマートフォンを見たのは午前11時だった。Eメールが来たのは午前7時ちょうど。宅配便の配達予定通知だったのだが、ものの見事に配達に間に合わなかった。宅配ボックスがあるからいいか… と思ったが、持ち帰りになっていて、再配達を頼んだ。

 昨晩、母と電話で話というか説得をした。調べたらド偉い延滞金が発生していることが判り、私など、相続した分が飛んで行ってしまう。母にも、私に多少なりと残して死んでもらいたいと思っている。これから大学にも行きたいし、贅沢をいえば車も買いたい。

 活動量計の睡眠ログを見ると、そんなに寝不足ではないのだが、頭痛と、頭がボーッとしている感じは拭えない。日記を付けているのだが、主語が滅茶苦茶だったり、酷いものだ。今、このエントリーを見直してみても、自分で行動をしているのに受動態になっていたりする。とうてい、ライフワークの物を書くどころではない。

 しかし、自分は自分の心理をうまく描写できないなと思う。もっと、思ったことが思ったように表現できればいいのに。こんなに辛い思いをしています! って、相手に判らせたいよ。なぜ子供のときは理路整然とした文章を書く教育はさせるのに、芸術的な文章を書く教育はさせないのか。芸術的センスがあると人生の楽しみは大きく変わるのに。

 

 

P.S. 宅配便で届いた荷物は、これ。土岐麻子さん「ひよこ劇場」キャラクターのピンバッジ。七宝やアクリルみたいなのって、どうしてスマートフォンだとピントが合わないのだろう? ちなみに封筒に余裕で入る大きさの1,200円の商品に送料648円。しかも、併せ買いしようとしたバーゲン品は、全て品切れ。

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