身の上話

身の上に起こった、嘘のような本当の話。タイトルは佐藤正午作品から。

感情の蓋。

 最寄りのJRの駅から家まで歩いて15分ほどなのだが、疲れてバスで帰ってきた。ドトールで、ひと息ついたのに、本を読む気力もなかった。ここのところの体調不良が今日は一段と強い。

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 そんな中、ずっと前に縁を切ったはずの人間から電話がある。私がEメールアドレスを乗っ取ったとか新しい電話番号で電話を架けたなどというのだが、その番号を聞いても心当たりがない。そもそも、ずっと前に縁を切って、あんたなんかに興味はないよ。

 何がしたいのだと訊くと、私の家に来て私のPCを調べると言う。どういう権利があって私の持ち物を調べられるというのだ、私が犯人だというのなら警察に被害届を出して令状を持って来いと言って電話を切った。

 それでも繰り返し電話が来る。この人は、このBlogに何回か登場している「あいはーと・みなと」という施設で知り合った人だ。そこの所長に電話をする。事情を話すが所長は無言。この返事もなく無言という反応が嫌だ。非を認めないよう、不利に働かないよう、鉄仮面を被っている気がするのは私だけか。

 各SNS(瓜ヶ谷としてもそうだが個人アカウントの方でも)で寄せられるフィードバックも、この人は芳しくないという意見というか同情・批判が多いが、やはり、このエントリーに書いたことが、この施設を象徴しているのではないかと思う。

 

 かつて、この所長に、他人に理解してもらえないと言ったら、それを責めることはできないという返答が返ってきたが、無言などという対応をされると、他人ではなくテメェが理解したくないんじゃないの? 自分が責められたくないんじゃないの? と思う。

 そして、電話が架かってきたことについて、どう思ってるんですか! と言ったら施設内で起きていることなら対処しますが施設外のことは関知しませんという返事。かつて、他の利用者が、私をさんざん罵倒・挑発した挙げ句に、私が、ちょっとカッときて1本触っただけで暴力を振るったといって被害届を出し、犯罪者に仕立て上げられたことがある(前歴が付いた)。そのときは施設内だったのに、何かしてくれたかっつーの。

 ここの職員、利用者が来ないので行ってみたら死んでいたなどと平気で言うが、それって精神障害者を支援する施設として平気ではいけないんじゃないの? 私が被害届を出されたときも、私が「2ちゃんねる」に書き込んだと難癖を付けられたのだが、そのとき、職員は、自分も書かれるけど、書かれてるなくらいに思って気にしないと言っていた。あなたが気にしなくても利用者は気にするっつーの。ちなみに、私を加害者として被害届を出した奴も死んでいる。

 

 今日のタイトルは、自分の感情に蓋をする所長と、かつては蓋をしていた私、というダブル・ミーニングで、実は、今日は、「港区生活・就労支援センター」という施設の職員と税理士会に相談に行っていた。ドトールで休んだのは、その後のこと。

 以前も書いたが、この人は、なかなか心の棘を抜くのが上手い。面談が始まったときには緊張していたのだが、私に、話していいですかというパーミッションをしたうえで税理士さんに私と母との関わり合いを話した。それまで名刺も出さなかったので、きっと、税理士さんを見定めていたのだろう。

 しかし、私自身が母のことに触れると、とりあえず、出されたお茶を飲みましょうと言われた。興奮しているという。母から電話が来たときも、手が震えているという。私としては自覚がないのだが、そうなると、親元にいて、しかも大人しいと言われたときの私は、よほど自分の感情に蓋をしていたことになる。

 終わって、サッパリした顔をしていると言われた。確かに、言いたいことは言えたし理解してもらったという感じがする。事情を告げると別の手段を提案してきたり、この税理士さんの頭は切れるんだろうなと思う。そういえば父が死んでズタズタになっていたときに無理してアップしたエントリーに、頭の良さは優しさの一要素というようなことを書いた。

 決めるのなら、こういう風にサッパリしているときですよと言われる。とりあえず、これだけ負担が軽減されるのなら税理士を使うという決意はできた。ただ、この辺が私の慎重というか臆病なところで、この税理士さんでいいのかな… と思ってしまう。うん、この人、仕事ができるのは判るんだけどね。

 

P.S. 仕事といえば、私も、経験から、個人輸出入、代行します。でも、代行業者に頼むと通関料などは別に掛かるので、本当は自社通関ができる国際郵便・宅配便を使うのがお勧めです。