身の上話

身の上に起こった、嘘のような本当の話。タイトルは佐藤正午作品から。

今さら3G携帯電話を購入してデコレーションした。

 あいかわらず体調不良が続いている。しかし、肉体面で疲れたので、なんとなく心身のバランスが取れたような気もするが、口唇ヘルペスができたり、免疫力などが落ちている感じがする。無理して渋谷に行ったら、この有様…。

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 さて、掲題である。以前、書いたように、携帯電話の良番がネットオークションで売りに出ていて、私は2万円で入札したが、落札額は6万5千円だった。これでも安いらしい。

 それで、私の携帯電話購入欲に火が付いた。私が使っているauが、来たる11月7日をもって3G携帯の新規契約を打ち切るとアナウンスしているのだが、そのせいもあってか、端末が、非常に安い。

 通信費などを考えて格安SIMも検討したのだが、ナンバー・ポータビリティー(MNP)が前提なので、新規の発番はランダムになるとのこと。それに、スマートフォンは、まだまだ高い。

 どうして、もう1台の携帯電話を持とうかと思ったのかというと、これも何度も書いているが、ネットストーカーに各SNSアカウントがバレてしまったからだ。だいたいが新規でアカウントを取れるのだが、Facebookだけ携帯電話認証が必要。

 それなので、SMSだけ使えればいいやと思い、Eメールの契約もしなかった。みな、電話番号が判ればLINEで連絡が取れるから不要だという。4Gだとスマートフォンではない端末でもLINEはできるという。

 さて、端末の選定である。スマートフォンにする前の端末があるにはある。しかし、もう10年以上前のモデルで、ボロボロだし、そろそろ電池も手に入らなくなるのではないか。

 新しい端末を探していたら、NTTドコモソフトバンクの端末は1万円以上するのに、auの端末は1万円以下からある。通信方式の違いやサービスの終了が近いためだと思われる(本当はNichePhone-Sが欲しかったけど、さすがに大きさからして電池持ちなどが悪いそうだ)。

 結局はauに戻り、サポート期限も、まだ先であるGRATINA2の新品(新古品)を購入。なぜかメルカリの1,000円引きのクーポンがあったので、送料込みで5,000円ほど。ヤフオク! や楽天市場で9,000円ほどだったので、まぁ、手ごろだったのではないか。

 そして、auショップへ契約手続きに。以前、書いたように「いい番号」が欲しい。とりあえず下4桁を決めてくださいと言われ、これで… とお願いする。070で始まる番号しかありませんが、これが空いていますと、3種ほど提示される。

 下4桁は、よほどのことでないと譲れないと思っていたのだが、その上の4桁も、各段よい番号ということはないが、私には縁のある数字が並んだものがあったので、それで決めてしまう。

 しかし、手にすると、ガラケーって、こんなにシンプルだったっけ? と驚かされる。ファームウェアが最新でない可能性もあるが、インターネットの携帯電話サイトなんて今はないしブラウザーのアップデートなんて必要ないしな… と思う。

 しかし、そう思っても、本体の機能が貧弱だからか、マニュアルを参照しようと思ってもWebサイトに接続しようとする。PDFファイルをダウンロードしておけばいいということはない。

 そして、肝心なのは電話帳。昔はUSBケーブルでPCと接続するキットがあったよな… と思うが、そもそも、端子が平型端子ではなくUSBのB端子。これ自体については充電器を買う必要はなく助かった。カメラの機能も貧弱なので、auショップで盛んにオススメされたがSDカードも手持ちのもので済ませた。そんな早いカードを使って何になる。

 電話帳は、スマートフォンの電話帳をSDカードに書き出して、それを携帯電話で読み込んだら、文字化けもなく、すんなりと終わってしまった。なんでOutlookは読んでくれなくて携帯電話は読むのだ。

 それで、買って数時間後には、充電を含めた、すべての設定が終わってしまった。そうなると、スマートフォンがかけ放題の契約で、そちらから架けるから、SMS専用の、単なるポケベルである。

 しかし、女房と畳に限らず新しいものは気持ちが良いもので、愛着がわいてカスタマイズしたくなってきた。アエロパーツを付けている車を見てカッコ悪いなと思っているのに、やることは変わらない。

 とりあえず、スキンシートを張ってみる。これも、色々とネットのサイトを見て、ヒンジ部までシートがあって丈夫な奴、と思い、購入したのが、こちら。こちらも、なんだかクーポンがあり、色々なところで同じものを売っているのだが楽天で購入。

 

 

 内面まで同色にするセットもあるが、携帯電話本体の外面はツルツルのままだが、中はカーボン調になっているので、外側のみの物にした。送られてきたシートは、このようなもの。

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 どうも、カットする前の物は、車に会社のロゴなどを貼るときに使う頑丈なもののようで、思ったより良かった。逆に、そうなると、貼るのに、少しビビる。貼るときにシートと本体の間に噛ますための補助シートも付いているのだが、結局は使わなかった。

 貼る前の携帯電話が、こちら。

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 もちろん、貼る前に、細かい埃も拭き取る。そして、作業は、意外と楽だった。何から採寸したのか! と思うほど、サイズもキッチリ作られている。なので、ずれると怖い。

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 実は、上のシートが、0.3㎜ほどズレているのだが、貼り直すのは怖いので、そのままにしている。ヒンジ部も、けっこう、丈夫で、すぐに取れるかな… と思ったのだが、大丈夫そう。

 端子カバーにも、きちんとシートが。

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 結局、5,000円の携帯電話に2,500円も掛けているという、なんか本末転倒な気がするが、これで、この端末に愛着が持てるし、これだけ楽しんだのだから、ちょっと酒を飲んだと思えば、いいと思う。

 維持費は、4Gの携帯電話と変わらないが、初期費用が安く抑えられたので、サブの携帯電話として活躍してくれることを願っている。私は粗忽なのでスマートフォンを無くすことが多いから(ほとんどが自宅でだが)そういうときの急な電話に対応してくれたらなと思う。

 

しかし、目眩が収まらない…。