身の上話

身の上に起こった、嘘のような本当の話。タイトルは佐藤正午作品から。

ヒューマンダストな日々。

 例によって飲みながら書いている。寝るときは、そのままでコンビニ程度は行けるのでパジャマではなくスウェットを着て寝ているのだが、一応は、ジーンズに、インディゴとは違った系統の色のTシャツという格好にはなっている。

 「黒ラベル」と書ていてあるから普通のラガービールだと思って買ったのだが黒ビールだった。ドイツの森林部を「シュヴァルツヴァルト」というのは中学で習ったが、このビールも「シュヴァルツビール」と呼ばれる。

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 普通の(白い)ドラフトビールだと思って、ツマミもチョリソーではなく普通のソーセージを買ったのだが、刺激に欠ける。結局はツマミに合う「普通のビール」を買うという本末転倒なことをしている。

 昨日、偉そうなことをいって、お前は何をしてるんだ! ということを書いたが、耐えきれなくて酒を飲んでいる。ちょっと気に食わないと酒に逃げるってガキじゃん… と思うが、スパイラルに入り込むことが判っていても飲むことが止められない。

 そんな自分のことを「ヒューマンダスト」と書いていたのは鷺沢萠先生である。嘘を付くのは、結局は自分のためで、他人を信じることの重要性を書いた300枚の小説を読んだ。しかし、決定的に違うのは、私は彼女と違って箸にも棒にも掛からないことしか書いていない。300枚の小説など書けない。

 酔っぱらいというのは不思議なもので、グタグタなのに、変にちゃんとしているところはちゃんとしている。書いたかもしれないが、かつて、高い背広を着て飲みに行ったとき、朝、気が付いたら、背広のまま、しかし、背広が駄目にならないように、キチッと「気を付け」の姿勢のまま寝ていたことがある。

 過日のライブ・バーでの1コマ。ビールと泡の比率は7:3ということだけが頭にあって、きちんと、その通りに注いでいる。そんな、どうでもいいことにしか心骨を捧げられない、ヒューマンダストな私がいる。

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