身の上話

身の上に起こった、嘘のような本当の話。タイトルは佐藤正午作品から。

汗をかくと気持ちいい。

 当たり前なのかもしれないが、最近まで知らなかった感覚である。子供のときに熱射病で何度もブッ倒れたことは書いたとおりだが、それで、私の親は、私をヤワだと言って体育の授業に出してくれなかった。

 なので、プールも見学させられていたので、泳げるようになったのも高校に入ってからである。免許を取っても家の車に触らせてもらえなかったことも書いたが、あれも駄目、これも駄目で過ごしてきた。

 外出や子供らしい遊びもさせてもらえなかったので、汗をかくということが、ほとんどなかった。それが、学生になって自転車で通学するようになり、今も1日に2万歩を目安に歩いているので、かなり汗をかく。

 小学生の子供を持つ私の同級生が、子供が身体を動かしたいと言うのでプールに行ったのだが、子供が2㎞泳ぐ間に、俺は500mしか泳げないと言っていて、子供と一緒にプールに入るのは凄いなぁと思った。

 他にも、なんか汗が溜まる感覚がして身体を動かさないと嫌なんだよねと言う人がいて、その感覚は、やっと最近になって解った。そして、汗を浴びた後のシャワーが、なんと気持ちが良いことか。

 それが不健全な汗だとはいわないけれど、異臭がするオタクさんたちにも、身体を動かすことで汗をかくことを覚えて欲しい。そうすれば、シャワーを浴びるのも、苦ではないどころか気持ちよくなるからさ。

 

P.S. ここのところ、書く物に力が入っていませんが、単に夏バテです。昨日のエントリーが、まったく読まれていなくて、軽くショックです(笑)。今日も読まれないんだろうなぁと思いますが、明日も、また、友人・山本熱史さんのライブに行くので、書く時間が限られます。でも、お互い、相手の存在が努力するための刺激になっているので、なるだけ会っておきたいのです。