身の上話

身の上に起こった、嘘のような本当の話。タイトルは佐藤正午作品から。

戦わずして…。

 昨日は酒に逃げたが、今日は辛い思い出と真っ向勝負しようと思って机に向かっている。私のFacebook投稿を見て、人間、そんなに強くないから逃げるのもありですよ、とコメントする人がいて、まぁ、そうなのかもしれないけど、15歳も年下の人間に断定されたかぁねぇよという思いがある(今、ふと思ったが「ゆとり」なのか?)。

 他方、年配者からは前向きで良いといわれ、やっぱり私としては、そちらの言葉を選びたい。逃げてもいいのかもしれないけど、対峙しなければ、ずっと、それにつきまとわれることになる。苦しいけど、きっちりと鎮めたいところだ。

 少し話は飛ぶが、ここのところ、離人感がしたり、なかなか過去と向き合うのが辛い。死にたいくらい苦しいが、もっと苦しい思いをして、諸先輩方は、答えを見付けてきたのだ。実際に自ら命を絶った人たちが沢山いる。しかし、それらの人々の教えは、本人が死んでも、私の中に息づいている。