身の上話

身の上に起こった、嘘のような本当の話。タイトルは佐藤正午作品から。

優しさの神経戦。

 ここのところ思索に耽らないせいか(ハチ公前スクランブル交差点には4日間、行っていない)ロクな文章が書けずアクセス数がダダ崩れだ。しかし、文章というのは頑張ったって書けないときには書けない。

 さて、昨日、友人が寓居で酔いつぶれていたわけだが、肌が真っ白になっていて、本当に死んだのではないかと思った。揺すっても起きないし。奥さんに電話をしようかと思うが連絡先が判らない。

 何かのときのために私の連絡先メモを奥さんに渡すように託(ことづけ)ました。どれだけ夫のことを心配する妻か解らないけど、何かあったら電話を架けてくるだろう。

 さて、昨日、飲みに行くことは、前々から決まっていた。しかし、ネット上で日程を決めただけで、具体的な時間などについては、何も決まっていなかった。

 私は、前日まで電話がなかったので、あぁ、どうせ私は、その程度なのだなと思った。それでも未練がましく、いつでも出られるようにはしていた。そして、案の定、電話が架かってきて、どうなっている? と言われた。

 実際に会って飲んでみると、いやぁ、僕はユーくん(苗字は非公開ですが、これが私の本名です)に嫌われたのかなと思ってと言う。もう、私が行ったときには独りで飲み始めていて、涙もろくなってしまっている。

 酒で据わった眼でギョロッと私を見て話すので、あぁ、酔っぱらいだなと思った。そして、他人の名前を出して、あの人、どう思う? と訊く。あんまり好きじゃないな… と答えると、良かったと言う。

 自分が嫌いでも私が好きだったらバツが悪いと言うのだが、飲んでいたときは、それは、その友人がビビりなのかと思っていた。お互いに酔っ払っているので、何を話したのか覚えていないが。

 友人は、ワインをドボドボこぼすし、寝ちゃうし、あぁ、仕方がない人だと思ったのだが、その考えは今朝になって変わった。

 今朝、目覚めが爽やかなのだ(ちなみに東京の気候は、超ジメジメ)。なぜ、こんなに快調なのだと思うと、やっぱり、その友人と飲んだからだと思う。それ以外、昨日、特にイベントはないもの。

 たぶん、その友人は、相手(私)もビビりであることを察して、互いに刺激しないようにしてくれたのだと思う。相手を刺激しないようにすることは、けっこう易しい。しかし相手に刺激させないというのは難しいと思う。

 ここで、その友人と仲が良くなった経緯を少し書くと、互いに東京出身で茨城の高校に通っていて、境遇が似ているねということだった。東京の成績が良い奴が茨城の新興の高校に行ったらイジメられるのは目に見えていて、そういう点でも似ていたのだ。

 互いにエリート。しかし彼も高卒だし、私は高校中退で大検→専門学校。なんか、そこまで似ているのだ。他にも諸々、まぁ、人生が上手く行っていない。

 なんか、互いに、こうしたら相手は不快なんだろうなというのが解る。そして、互いに気を遣う。私も、昨日は、酒こぼして寝ちゃって、どうしようもない奴だなと思ったが何も言わない。

 しかし、今日になり、相手も、それなりに気を遣ってくれていたころが解る次第。優しくされると攻撃的な言葉なんて出ません。それが、相手に刺激させないということなのではないかと思ったのだ。

 なんか、また、とりとめのない話になってしまった。今日の東京は朝から降りそうで、その友人を送りながら、少し歩いた。

 家からちょっと先に国道1号線(第二京浜)が走っているのだが、白金台・清正公前に、8㎞ポストがあった。日本橋まで歩いても1時間半なんだなと思った。(トリビア・東京外に行くとある「東京まで何キロ」という表示は、日本橋までの距離です。)

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