身の上話

身の上に起こった、嘘のような本当の話。タイトルは佐藤正午作品から。

Tokyo Sihgtseeners' Guide - Hiroo Special Issue

 しばらく忙しさにかまけてサボっていたので、ウォーキング再開。例によって渋谷から自宅まで歩いたのだけど、歩数が足りない…。

 渋谷編の続きで元渋谷編を書こうかと思ったのだけど、渋谷も飽きてきたので、ひと休み。それよりも「ほぼライブ」を、どうにかしたい。

 さて、今回は特別編。渋谷でも港区との境、広尾。広尾が港区ではなくて渋谷区だと知らないと田舎者だとホザく人がいるが、あれは嘘だ。

 住居表示がされる前は、港区(南麻布)側は麻布広尾町だった。それは知っているので、逆に渋谷側を調べたら、元広尾というちっぽけな町があるだけ。

 さて、今回は麻布側にある「有栖川宮記念公園」単独の記事だ。単独の記事は書いたことがないので特別編という名前にしました。

 地下鉄日比谷線広尾駅を西麻布(日赤医療センター)とは逆の、いわゆる広尾橋の方に出て、交差点を、商店街とは反対方向に進む。

 南麻布に入ったところには、マクドナルドを過ぎるとナショナル麻布スーパーマーケットがある。マクドナルドも早い時期からあった。

 それ以上に私が子供のころにしては珍しい31アイスクリームがあって、こんな辛気臭い場所に里帰りするのは嫌だという私は、よく釣られたものだ。w

 建物は変わったけど、31は健在。輸入食品・雑貨が豊富なので、覗いてみるのもいいかもしれない。

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 広尾駅との間には小さな路地があり、こんな建物も。テナントは変わっているかも知れないが、かなり昔からあって、何の店だろう。

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 そして、有栖川宮記念公園が否応となく目に入る。これは、広尾の入り口から見た光景。入口から、こうだ。

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 特筆すべきは、入場料が無料だということ。風光明媚な中で、地元の小学生が釣りに来ている。私が子供のときは釣りは禁止で、よく警備員に追いかけられていた。

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 公園は高台の部分と低地の部分があるのだけど、高台の方に上らずに奥に入っていくと、マイナスイオンの臭いがするのではないかと思う。

 私が住んでいたときは蛍の養殖をしていたのだけど、今でも柵があるから、しているのかもしれない(何の表示もなかったので判らない)。

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 そこから高台に上ると、道が鬱蒼とした林の中を抜ける。この写真を撮ったとき、目の前をトカゲがチョロチョロと顔を出した。

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 奥というか、駅前から上がってくる南部坂に近い方に行くと、銅像があって広場があり、子供が遊んでいる。

 昔は、外人の子供は日本語が喋れないからとイジメられていたのだが、最近は、日本人の子供まで英語を話している。

 なんかね… 住む人間が変わったよ。私ですらハイソなところに住みやがってと言われるのだけど、この辺に住んでいる人って何だろう。

 実は、今日、マスメディアを賑わわせる年収数億の某IT社長にぶつかられたのだけど、誤りもしないし、私が舌打ちしてもスルー。

 なんかね、こういう人が住む街をハイソな街とかいいたくないな…。私が子供のときは貧しいながらに、鍵が付いた自転車も盗まれなかった。

 ハイソって、収入が多いことではないと思う。貧乏でも優しさや気高さを持っている人の集まりがハイソなのではないだろうか。

 

 と、ここまで書いて来客。晩飯を一緒に食おうとか言うんだろう。とりあえず出ます。続きは、またの機会にしますね。

 

(写真はInstagramより。)