身の上話

身の上に起こった、嘘のような本当の話。タイトルは佐藤正午作品から。

汚部屋浄化中。

 本当は観光地のエントリーを書こうと思うのだが、歩いたり掃除をしたりするのに忙しい。

 私の部屋が汚部屋であると知ると、周りの友人は意外だと言う。清潔好きなのに…。

 これには事情がある。変な女に居座られたことがあったのだ。既婚なのに私の家に数ヶ月、いや、1年以上いたのではないか。

 毎日、亭主が来て私の家で怒鳴りあいをしているし(人迷惑の2乗)出てけと言っても出て行かないし。

 女が食事を作るというので任せたら、シチューか何かを作って、それを3食1週間食べると言う。自分のキッチンも使えず買い食いになった。

 そして親に愛されてこなくて物を買ってもらえなかったのだからといって、私に物を買うことを勧めた。

 買い食いと買い物で、その何ヶ月かの間に私の数百万円あった貯金はゼロになっていた。さすがに私は親にヘルプを求めた。

 親が女の旦那に連れて帰るように言うと罵声を浴びせられたという。ちょっと書いても腹が立つくらいエピソードてんこ盛りだが、改めて書くことにする。