身の上話

身の上に起こった、嘘のような本当の話。タイトルは佐藤正午作品から。

Tokyo Sihgtseeners' Guide - Shibuya Part 3

※音が出ます


2018年06月08日・マクドナルド渋谷店より山手線

 

 マクドナルド渋谷店の線路側の席は、線路に向かい合っている。目の前を電車が通る。ある意味、東京らしい風景だと思うので、わざわざ動画を撮ってきた。

 私が子供のとき、著名人が東京の好きな場所を紹介し、東京工芸大(当時は、まだ東京写真だったかも)の学生が写真を付ける「私の好きな東京」という展示をしていて、それで知った。

 さて、今日は感じるところがあって「身の上話」のカテゴリーで1エントリー書こうと思ったのだが、疲れ果ててしまった。

 昨日、書いたように、今日は渋谷の現像所に写真の現像を頼みに行った。今朝は珍しく、汗をグッショリかいて目が覚めることはなかった。

 しかし、昨日(2万歩)より歩いたつもりなのだけど16,000歩。うーん。昨日の疲れが残っていたのか。

 「Part 1 センター街編」、「Part 2 代々木公園編」に続いて、今回は「Part 3 奥渋谷編」に行ってみようと思う。

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 奥渋谷なんて言葉は、おそらく商店街の造語だから、渋谷駅から幡ヶ谷の方に向かった方を、ざっくりと奥渋谷と呼ぶ。

 渋谷が定義する範囲というのは広い。広尾と恵比寿の間に渋谷橋という橋があるが、橋が架かったときは、ここも、ざっくり澁谷村だたのだろう。

 明治神宮や、その外苑などは、あまり立ち退きはなく作られたという。そう聞くと、最近まで、渋谷区や港区は、まだ近郊だったということが解る。

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 こういう、綺麗に手入れをされた芝に覆われた広い場所を見ると、渋谷区における代々木公園と明治神宮が占める割合は広いなと思う。

 計算しようと電卓を用意したのだが、区のホームページに情報があった。渋谷区の面積の1/10だという。 

 渋谷から代々木公園に入り、右に行くと明治神宮と神宮前(原宿)で、私のBlogの恒常ルートだが、それを左に曲がる。

 いつもと違う道を通るだけで怖い。どれだけ狭い世界で暮らしているのだ。そして、表参道から続く道を渡る歩道橋に上る。

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 歩道橋から富ヶ谷方面を望む。高層ビルがたくさん建っているが、私には何の建物か判らない。前に来たときは仕舞屋ばかりだった。

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  その、表参道から続く道は、西武百貨店東急ハンズの前を通る井の頭通りにぶつかる。それを、そのまま歩くと、大きな通りに出る。

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 山手通りだ。正面の左側に見える建物は初台の東京オペラシティ。実は、私は初台にある会社に勤めていたことがあって、渋谷から井の頭通り、山手通りを通って自転車で通っていた。

 当時の山手通りは、地下に外環が通る前。現在のように立派な通りになる前だったので、実は、この通りが山手通りだと気が付かなかった。

 整備されてからも1回、通ったことがある。渋谷から、駒場日本近代文学館に行ったときだ。見たこともない通りなので、渋谷から遠くだと思っていた(苦笑)。

 その初台にある会社で、100万部突破の書籍に関わったりして、私にとっては適職だったのだが、精神的な要因で辞めてしまった。

 実は、そのことのことを「身の上話」として書こうと思っていた。精神的に苦しいときを、どんな思いで自転車を漕いで会社に通っていたのか。

 そして、いつも通る、代々木八幡という場所。ここで撮った写真はネガファイルにあるはずだが、出すのが面倒(笑)。のどかな場所だった。

 しかし、肝心な代々木八幡宮には行ったことがないなと思ったのが、今回、こちらに向かった理由。

 ざっくり(何回目だ)、大まかに、適当に。どちらの方向と思って行けてしまうのが地元出身者の強みでもあるが、世田谷や杉並は、まったく判らない。

 かといって、松戸の育ちだが、葛飾や足立も判らない。荒川になると、なんとなく判る。

 同級生が荒川に住んでいるのだが、荒川から先と、荒川より手前で交通の便が、まったく違うという。それで荒川を渡る前の場所に住もうと思ったそうだ。

 そして、初めて参拝した代々木八幡宮。立派だ。境内に寺まである。千駄ヶ谷とか代々木とかって、豪農が住んでいたんだなと思う。

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 松戸というのは地下鉄千代田線(から直通の常磐線)が通っているので、この辺への便はいい。その路線上に代々木公園という駅がある。

 写真は撮っていないが、文字通り代々木公園の下を通っていて、公園にも通気口がある。

 代々木八幡駅は、それに隣接するようにある。どうして、隣接しているのに、乗り入れが、もう一つ先の代々木上原駅になったのかは不明。

 代々木八幡駅にも初めて行った。てっきり、小田急線は高架だと思っていたら、絶賛高架工事中だった。

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 そのまま、幡ヶ谷を通って渋谷に戻る。渋谷から寓居までバスで1本。よほど乗ろうかと思った。シャツは汗でビショビショだし。 

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 結局、歩いて帰ってきたわけだが、歩くのは疲れる以上に遅いということが嫌だ。バスをはじめとする近距離交通機関の重要性を再認識する。

 この前も神田神保町からタクシーで帰ってきたら、麻布まで3,000円した。それが200円前後で済むバスや地下鉄は偉大だ。

 なんか、締まるに締まらない文章になってしまったが、今度は新宿当たりに行きたいと思います。お台場も心残りのとこがありますしね。

 それでは、また明日。