身の上話

身の上に起こった、嘘のような本当の話。タイトルは佐藤正午作品から。

目に見えないものは、なおさら真実とは限らない。

 まだFacebookのゴタゴタが続いている。昨日で沙汰止みになったかと思ったら、他の人が私の投稿にコメントして、それに返事をしたら内容いかんにかかわらず「ひどいね!」を付ける始末。これは本当にハラスメントだよ。

 すでにフォローは切ってあるが、向こうから私の投稿は見えてしまい、そこでコメントとかをしてくる。友達を切ったりブロックしたりしたいが、どうせまた電話を架けてくるんだろう。

 そんなに他人に責められるようなことを書いたのだろうかと、今、Facebookを開いて見てみた。私の投稿は、空の動画に付けた次のキャプションだけ。

報いは天に求めろというが、努力というのは誰にも認められないものかもしれない。

  これにコメント14件とか2,000字とかって、自分たちで変だと思わないのだろうか。これだけ嫌がっているのに電話まで架けてくるとか、普通ではないと思うのは私だけではないはずだ。

 

 さて、そういうことも関係しているのか、夜、眠れない。まったく眠れないということはないのだが、汗をビッショリかいて目が覚める。しかし、もがき苦しんでも起き上がることもできない。本当、全身でオネショしたように布団が濡れている。

 今朝は携帯電話のライフログだと午前3時に、寝たまま何とか布団を裏返しているようだ。それから12時間ちかく苦しんでいたような気がしたのだが、起きて時計を見たら午前9時だった。

 ここで、また、これでは勤めができないと思ってしまう。昨日、少しだけど渋谷の街を歩いて気が晴れたのだが、前エントリーのように、東京は今日から梅雨入りでシトシト降り。外出できないし、悶々として何もできない。

 

 無理して、録画しておいた「コンフィデンスマンJP」の副音声を聴く。なんか、ドラマ本編と違って、しかも、それよりもテンションが低いはずなのに、長澤まさみさんの声が耳障り。

 声ではなく話のテンポが悪いのかもしれない。本編では東出昌大さんが、今いち役に入り込んでいないようなノリの悪さを感じたが、この副音声放送というアドリブの世界では、まったく逆だ。

 ちなみに、コンフィデンスマンが登場する、いわゆるコン・ゲームというのは、もともと、こういうものではない。こうなったのは小林信彦さんが書き始めたあたりから。本当は、もっと地味な話なんですよ。

 実は、このドラマのような話が、昨日、私の身にあった。真昼間、玄関チャイムが鳴った。誰だろうと思って出ると、間違えましたと言う。真昼間に他人の家を間違える人はいないよね。ドロボーが留守かどうか確かめたのだと思っている。

 

 目に見えるものが真実とは限らない。いわんや目に見えないものをや。思って人に強要して、それが間違えだと解ったら、信じられなくなるのは自分自身ですよ。しかし、また今夜も苦しむのだろうか。昼も夜も苦しい。