身の上話

身の上に起こった、嘘のような本当の話。タイトルは佐藤正午作品から。

虚脱。

 今日のタイトルは適切な言葉がない。心にぽっかり穴が開いたような感じ。エアポケットというのか。

 今朝は昨日のように嫌なことも考えない代わり、良いことも考えられなかった。

 とりあえずは渋谷に出てみることにする。太りすぎで腰が痛いがロキソニンを服んだ。

 6月に入って急に海外からの観光客が増えた。

 ハチ公を指さして「あれが有名な犬だ」などと言っている。英語で何と言ったのか忘れたけど。

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 判りにくい写真だが右端にハチ公が見えて、その前に写真を撮るために10m弱の行列ができている。

 それを横目に見て、某ショップに入ったのだが、ふと、物を持ってきそうになってしまった。

 店員が気が付いて声を掛けてくれたので何もなく済んだのだが、中には、わざと盗らせて捕まえようという店もある。

 私には前科があると書いたが、そういう店に当ってしまったのだ。泳がせるというより摘発するのを楽しむ感じだ。

 万引きGメンが、物を盗った確信もなく私を捕まえて、私のポケットから物が出てきたらヤッタ! って大騒ぎをしましたからね。

 とにかく、そういうことにならなくて良かった。行きつけの喫茶店で一服。

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 それでも飽き足らず、もう1杯。

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 今日は、とことん自分を甘やかそうと思う。自分で自分を慰めてやりたい(あっちじゃないよ)。酒も飲んじゃおうかな。