身の上話

身の上に起こった、嘘のような本当の話。タイトルは佐藤正午作品から。

回復の過程で弱気になること。

 珍しく午後9時(自分が定める締め切り)ギリギリまで押してしまった。それなりに1日、充実した… ことにしておこう。

 さて、今でこそ心丈夫(って言葉も漱石の小説でしか読んだことがないけど)だけど、朝、起きたときの暗さといったら。

 前にも書いたが北鎌倉にある好きな屋敷が7,500万円で売りに出ていて(もう売れたけど)宝くじが当たったら買いたいなと思った。

 まぁ宝くじに縋(すが)る程度しか希望が持てないのだけど、それでも夢といっちゃ夢。それが、今朝は、当たったら引っ越しとか面倒だな… と思ってしまった。

 夜になった今は、宝くじが当たれば素直に嬉しい。鬱病が酷い状態ではなく回復する段階で自殺する人が多いっていうのは、こういう心理状態なのかしらと思った。

 しかし北鎌倉・瓜ヶ谷(←ハンドルネームの由来)の屋敷は、同じような物件は出ないだろうな~。家に入るのに川を渡って入るという風情。

 水屋付きの茶室は余分だけど、いい古民家になりそうなんだけどなぁ。築20年で純日本建築の家って、そうそうない。