身の上話

身の上に起こった、嘘のような本当の話。タイトルは佐藤正午作品から。

初めて夜逃げというものを見た。(8月の運営レポート付き)

 今朝から、また生活リズムを崩しております。朝3時に汗ばんで目が覚め、「ほぼライブ」を更新して、ふたたび寝ました。それでも起きたのは普通に通勤するのに間に合う時間で、寝不足が続いております。今日から睡眠薬の処方が変わるので、少し期待しています。そして朝、皆さんが通勤するのが終ったころにマンションの1階に降りていったのですが、エレベーターの中が、植木の「こも巻」みたいに大袈裟に養生されていました。途中から乗ってきた他の住民の方、うわぁ、って言ってましたもの。

 寓居のあるマンションでは、規則で引っ越しは事前申請・告知が必要なのですが、それがない。知らない人が入居してきたのかなと思いましたが、下階に降りて掲示板を見ると「長い間お世話になりました、今日、引っ越します。○号室・誰それ」という殴り書きが画鋲1本で留められていました。管理人がいるので写真を撮るのは憚(はばか)られましたが、もう、酷い筆触で、ちょっと風が吹けば飛ぶような留め方でした。

 しかも、その時間には撤収作業が始まっていて、外に出ると引っ越し屋の4トン・トラックが1台。引っ越した部屋は、100平方メートル近い、このマンションで最も広い部屋なのですが、それで荷物の量がこれだけ? しかも、もう撤収ってことは、よほど朝早くから作業していたのか素早く作業したのか。私はコンビニに入ったのですが、レジで、なにやら1品だけ買った中年女性が、店員に「これから引っ越しなの、行かなきゃ」と言っています。立ち合いも、彼女ひとりだけの様子です。

 なんかね、ヨーロッパ映画みたいに哀愁が漂うような感じでもなく、殺伐とした感じでした。人間同士の別れに例えると「お元気で」ではなく「清々したぜ」という感じ。そして、あぁ、これが夜逃げなんだな、ちょうど8月が終ったところがタイミングなんだなと思いました。ぜんぜん美しい出来事ではありませんね。中学の教科書に載っていた魯迅の『故郷』を思い出しました。

 

 さて、8月の当Blogの運営レポートです。8月18日からの運営だし読者が求めているのか? 出そうかどうか迷ったのですが、今後、私が、どんなBlogを運営していきたいか知っていただこうと思います。私の主観で書きます。レポートというより感想文です。

 

 私の見解で、もっとも読まれているのが、このエントリー。ランディング(最初に見た)・リ-ビング(最後に見た)とも、ダントツに多いです。

Google Seach Consoleに関するエントリーで、IT関連の仕事をしている方のTwitterツィートからの流入でした。エントリー自体削除しました。後日記す)

 滞在時間も極端に短く直帰率も高く、"Google Seach Console"の使い方か何かを検索してきて、目的の 情報がなくて、そのまま出て行ったのだろうなと推測されます。

 

 私の基準で「本当に」読まれているなと思うのが、このエントリー。アクセス数も多く、滞在時間も長いです。「ほぼライブ」1発目のエントリーで、しかし、どの言葉で検索して、このページに辿りついたのかは不明。 

 

 やはり画像検索などで来たのでしょうか。どのエントリーにもいえることですが、意外と「はてな」内部からの流入はありません。

 

 ちなみに2番目に(私基準で)読まれているエントリーは8月24日付「忙しい💦」で、以下、写真が入っているページだけで全体の9割近く(これは客観データで)を占めています。

 

 うーん、個人的には文章に力を入れているんだけど…。とりあえず、両方に力を入れていこうと思い、ここでお友達になった智さんが立ち上げた「写真詩ブログ、集え!」というグループに参加させていただきました。

 

 とりあえずは写真と文章の混在したエントリーに力を注いでいきたいと思います。

 

 

 運用が安定したら、また、読者傾向を見て、写真と文章のバランスを考えていこうと、そんなつもりでおります。文章の比率が高められればいいな、そんな感想を抱いて解析画面を閉じました。

 

 なんか、今までは創刊準備号で、9月のエントリーから開設、という感じでおります。末筆ながら、読者の皆さま、今後、よろしくお願いします。