身の上話

身の上に起こった、嘘のような本当の話。タイトルは佐藤正午作品から。

口悔しい。

 ここ数日、身体が火照って眠れず、疲れが取れるのは寝る前という日が続いている。この辺で、まとめて休んでおかないと倒れるなと思い安定剤を服んだ。

 そうしたら12時間も寝てしまい、薬が残っているのか、今でも起きるのがやっと。食事も朝から摂っていないので菓子パンを食べたら気持ち悪くなってしまった。

 もう1週間、買い物に出られても風呂に入れてもいない。かつてはサラリーマンをしていたことがあったのだから、それなりの生活ができれば何とかなると思う。

 病気で人並みの生活ができないことが、すごく悔しい。そして、それを「病気のせいにしている」「薬のせいにしている」と言われることは、悔しいどころではない。