身の上話

身の上に起こった、嘘のような本当の話。タイトルは佐藤正午作品から。

小物特集。第2回「LANアダプタ "BUFFALO LUA-KTX"」

 

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 今日は理由が判らない目眩がするのでサクッと行きます。今回は、この、向かって左のカギ状のもの。

BUFFALO LUA-KTX(USB接続Key型LANアダプタ)

BUFFALO LUA-KTX(USB接続Key型LANアダプタ)

 

 

… 新品で売っていることにビックリ。私が持っているのはWindows 2000の時代に買ったもの。それでも100BASE-TXに対応しているのはエラい。

 当時のPCにはLAN端子ではなくモデム端子が付いていた。しかし、Yahoo! BBを始めとするADSLの普及で、外部のモデムを使うようになる。

 そもそも電話線を使っての通信はスピードが33.6Kbpsしか出ないので、PCに付いていたモデムも、あまり使った記憶がない。

 このLANアダプタはUSB接続だが、USBも、やっと1.1から2.0に移行しようとする時期(1.1だと100Mbpsは出ない)。まだシリアルポートが残っていた。

 そのためにUSBポートが1つか2つしかない。私が使っていたVAIO C1VSも1つだった。しかし、まだ1.1の周辺機器が多かったので、ハブを使うわけにいかない。

 オプティカルドライブ(当時だとCD-ROM)も、CDブートができないのでUSB接続ができない。そのためにPCIMAというインターフェイスがあった。

 簡単にいって、PCIや、その前身のISAバスに、内蔵する機械ではなく外部の機器を接続ためのインターフェイスで、PCカードというものを使う。

 

 なんか話が当時のPC事情になってきてしまったが、さすがにWindows XPまでしかドライバはないが、Wi-Fi無線LANの時代になって、これが役に立っている。

 今では旅行など行かなくなってしまったが、電話線とは逆にホテルなどはWi-Fiが遅いし、室内だと有線しかないところがある。

 それで、右側にある巻取り式のLANケーブルとともに活躍することになった。このLANケーブル、ケースが(溶接ではなく)ネジ止めしてあるから、けっこう古そう。

 

 当時のPCIMAのLANアダプターやWi-Fiカードは、これを機に捨てることにします。欲しい方はコメント欄まで。