身の上話

身の上に起こった、嘘のような本当の話。タイトルは佐藤正午作品から。

今日は誕生日。

 昨日のサークル新年会は行って良かった。あまり飲酒欲(?)も食欲もなかったのだけど、それなりに会話を楽しんだ。何より、私の元気な姿を見られて良かったという人が大勢いたのは嬉しい。もう長年、病気の時期が続いたので、健康な姿を見せられて良かった。

 かたや病気になってしまった人もいて、これは絶対に病気に罹った人でないと解らないよなと言う。その人は薬を服まないと調子が悪くなることを例示していたが、前回の新年会(泊まり込み)で驚かれたのは、眠剤を持って行かずに一睡もできなかったこと。薬がないとブッ倒れるまで何日も眠れない。

 

 さて、誕生日に昼食をご馳走してくれるという友人が風邪でダウンしてしまった。仕方なく独りで昼食を摂りに渋谷に行く。今になると誕生日だから「利休」の牛タンとか、つな八の天婦羅を食べてくれば良かったのだが、なぜか無意識に、とんかつ・かつやに入っていた。期間限定150円引きで600円しないで定食が食べられたので良いことにする。f:id:urigayatsu:20180121190358j:plain

 

 そのあと、カメラのキタムラへ。誕生日だし、カメラが安かったら買おうと思っていた。ちなみに昼食を摂ったところの目と鼻の先にビックカメラがあり、そこの値段は判っている。店頭だとネットよりは高いのだが、過去の経験から、最安値にするという方針で価格ドットコムの最安値に合わせてくれると思う。

 しかし値段が一緒なら家でネットを使って買ったほうがいい。落とさないか傷つけないか心配しながら持ってくるより、翌日には家に届いているのだから。クレジットカードが使えるというのもあるが、メインのクレジットカード"au WALLET"が、最近になって使い始めたために、すでに限度額を振り切ってしまった。公共料金なんて払ったら使えないじゃん…。

 かくして、銀行で軍資金を下ろしてキタムラに。道玄坂ヤマダ電機を過ぎたところにある。店内に入ると、いつもは「ヤマダ電機対抗価格」と大きく謡っているのだが、今日は、それがない。そもそもショーケースに目的の品物がない。店員さんに声を掛けると在庫もなく、値段も高かった…。そして、お勧めは中古。中古は前のオーナーが判っているもの以外は、ちょっと買いたくない。

 帰りにヤマダ電機に寄ってみればよかったのだろうけど、そこまで買いたくもないという複雑な心境。キタムラは、吸収したカメラのキムラの時代から使っているので、なんとなくお得意さん感というか、そこで買いたい気分があるのだ。ビックカメラ然り。当時は新宿のヨドバシカメラに行くほど元気でなかったせいもあるが、生まれて初めての一眼レフもハッセルブラッドも買っている。

 

 結局、誕生日の記念に、のんさんの「タイムマシンにおねがい」のレコードを買った。ターンテーブルは親に捨てられてしまったが、レコードは何枚か残っている(しかし友人にプレゼントされたビートルズの限定盤まで捨てられたものな…)。レコード本体は、またいつか楽しむとして、MP3データをダウンロードできるコードがついているということで購入を決めた。それを知らなくて発売当初に買えず、プレミアが付いていた。 

タイムマシンにおねがい/I LIKE YOU (7インチ・アナログ) [Analog]

タイムマシンにおねがい/I LIKE YOU (7インチ・アナログ) [Analog]

 

 

 実は、購読しているBlogに載っていて、聴きたいなとは思っていたのだ。荒削りのところがよいというような記事で、聴いてみて、なるほどねと思った。これが収録されているアルバムは「スーパーヒーローになりたい」というのだが、未完の大器は完成したらスーパーヒーローになるかも。木村カエラちゃんより下手なのだが、歌い方が初代のミカさんに(ミカ・バンドを名乗っていないが演奏はミカ・バンドのメンバー)似ている。

 

 あぁ、カメラは金を貯めて、もう1グレード上の機種を買うか…。そのころには値段も下がっているだろうし…。しかし、今、普段使いしているカメラの画質が不満だ。