身の上話

身の上に起こった、嘘のような本当の話。タイトルは佐藤正午作品から。

ホリデー・ゴライトリーと夕食を。

 昨日、すっぽかされなかったどころか、今日の、この時間まで掛かって終っていない(終バスで帰ってきた)。

 私より、かなり年配で元女優の友人がいるのだけど、そういう経歴から、相手との交渉・事務仕事などが苦手で助けている。

 逆に私は自分の意見を押し通すことができない。そういうときに任侠映画の親分のごとく働いてくれて、良好な友好関係を保っている。

 昨日は六本木で交渉事が終って、六本木交差点に面した喫茶店で夕食をご馳走になる。店は交差点に面しているのに、席は交差点側ではなかった。

f:id:urigayatsu:20171110223837j:plain

 

 こういうエピソードを、例えば『ティファニーで朝食を』のように描けないかなぁと思う。『夏服を着た女たち』とか、近世米文学の、あの日常描写が羨ましい。

 (これらの米文学作品は、村上春樹氏が訳しているものを中心に、後日、書評を書けたらと思っている。)

 

 ちなみに『ティファニー~』の冒頭に出てくる「ホリデー・ゴライトリー・旅行中」と訳される一文だが、「ホリデー・ゴー・ライトリー・トラベリング」で「休日は気軽に旅行を」という意味を掛けてある。