身の上話

身の上に起こった、嘘のような本当の話。タイトルは佐藤正午作品から。

明治通りを渋谷まで歩く。

 今朝も寝不足。午前2時に、犬の悲鳴に近い鳴き声で目が覚めた。仕方なく原因を突き止めようとしてベランダに出ると、向かいのコンビニに寒い中、犬が繋がれている。もう、起きだしてしまったのでコンビの番号を調べて電話。さらに30分後くらいに店から出てきた客が路上駐車してある車に犬を載せて返った模様。

 また目眩がするなと思って、本当はいけないのだけど、余っていたデパスを服んで再び寝る。寝足りて入りはずなのに、頭がシャキッとしない。運動することにする。走ろうと思うが、まだ足慣らし。どうも靴の足への締め付けが一定でないようで、親指の付け根が押されて足の裏(親指?)が吊る。

  午前10時、今出れば、渋谷をウロウロして、ちょうど昼飯かなと思う。とりあえず、大通りに出ないで白金の町工場街を突っ切る。オシャレなカフェと民家… 見てのとおり、このオシャレなカフェも、古い民家をリフォームしたもの。いつから、この辺がオシャレと言われるようになったのだろう。地下鉄が通ってスタバができてから?

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 広尾に出る。いつも気になるのだが、崩れそうで崩れない長屋がある。私が子供の時から崩れそうだった印象がある。これが何と、駅前商店街が明治通りにぶつかる超一等地にあるのだ。

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 そして、渋谷着。バスで50分のところ、歩いても50分。それなのに、なんなの、この汗のかき方は。とりあえずヒカリエに上ってコンビニで飲みのを買って休む。OLさんがホールの待合室で弁当を広げて食べている。ヒカリエの11階から、新宿と世界一有名な交差点を望む。お母さん、あれが109だよ。

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 疲れたのに歩数計を見ると1万歩も歩いていない。家の周りを1時間ウロウロしても1万歩は優に超えるのに。まぁ、時間にして50分だものな…。家に帰ってGoogleマップで距離を見ると5㎞。もっと早いと思ったのだが、時速6㎞で1時間歩かず、こんなにバテているのか。昔は渋谷で飲んで終バスがなくなると歩いて帰ったのに。

 まだ、走れるようになるのは当分、先かな。ランチだけでなく、駅でPASMOのチャージもしたし、中古カメラフェアにも行ってきた。街も、少しはブラブラしたし、バテない程度には、ちょうどいい運動だったのかもしれない。